次世代ゴルファーが熾烈な争い 渋野&山下に学んだ18歳馬場咲希は-4「ショットで攻めた」
女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディス第3日が10日、兵庫・六甲国際GC(6513ヤード、パー72)で行われた。43位で出た昨年全米女子アマチュア選手権女王の馬場咲希(東京・代々木高3年)は5バーディー、3ボギーの70で回り、通算4アンダー。ホールアウト時点で暫定36位とした。スポンサー契約を結ぶサントリーの大会で“ホステスアマ”として出場。攻めの姿勢を胸に18ホールを回った。
宮里藍サントリーレディス第3日
女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディス第3日が10日、兵庫・六甲国際GC(6513ヤード、パー72)で行われた。43位で出た昨年全米女子アマチュア選手権女王の馬場咲希(東京・代々木高3年)は5バーディー、3ボギーの70で回り、通算4アンダー。ホールアウト時点で暫定36位とした。スポンサー契約を結ぶサントリーの大会で“ホステスアマ”として出場。攻めの姿勢を胸に18ホールを回った。
馬場は出だしの10番で約7メートルのバーディーパットを入れ、幸先のいいスタートを切った。11番も5メートル半を入れて連続バーディー。後半も1、2番の連続バーディーで勢いに乗った。しかし、6、9番でボギー。取材では手応えと反省が入り混じった。
「前半はいい感じでショットも自信を持ってやれました。いいリズムだったけど、最後の方はドライバーショットがよくない。攻めたくても攻められない位置に置いてしまった。最後の方にボギーを打ったのが悔しいです」
今大会予選ラウンドでは渋野日向子、昨季年間女王・山下美夢有と同組だった。攻めの姿勢を見せる先輩2人に学び、「ショットで攻めていきました」とトライ。「途中まではできていましたね」と笑った。
3週前のブリヂストンレディスでは予選落ち。筋力トレーニングで体のバランスを崩し、ショットの精度を欠いた。米国ではコーチなしで練習していたのも一因。帰国後に指導を受けながら、上半身と下半身の連動を意識して修正を図った。練習場では好感触だったが、「コースと練習場では違う。疲れのせいではないですね」と振り返った。
今大会は父・哲也さんがキャディーを担当する。昨年は全米女子アマで日本勢37年ぶり2人目の優勝。ローアマ争いでは、寺岡沙弥香の6アンダー暫定20位がアマトップだ。世界アマランク2位を誇る18歳の馬場は「今日よりもバーディーを多く獲れるようにしたいです」と上位進出を視野。次世代ゴルファーたちが熾烈な争いを繰り広げる。
(THE ANSWER編集部)