もはや驚いたら負けか NO1三塁手の“平常運転の美技”に米感嘆「なんてエレガント」
米大リーグのNO1三塁手がもはや、お馴染みとなった美技を炸裂。“平常運転”ともいうべきプレーをMLBが動画付きで公開すると、それでも「彼がこのプレーを簡単に見せているけど、そうではない」と米ファンから感嘆の声が漏れている。
アレナドのお馴染みの美技に米ファン反響「彼がこのプレーを簡単に見せているけど…」
米大リーグのNO1三塁手がもはや、お馴染みとなった美技を炸裂。“平常運転”ともいうべきプレーをMLBが動画付きで公開すると、それでも「彼がこのプレーを簡単に見せているけど、そうではない」と米ファンから感嘆の声が漏れている。
もはや、驚いたら負けなのか。スーパープレーをスーパープレーに感じさせない。ロッキーズのノーラン・アレナド内野手のことだ。9日(日本時間10日)のドジャース戦、1-0とリードした3回先頭の場面だった。
右打者ドジャーが引っ張った痛烈な打球が三塁線を襲う。これに反応したのが、アレナドだ。まずは頭から滑り込み、ダイビングキャッチ。すぐさま立ち上がると、ほぼノーステップで右腕をサイド気味に振る。すると、体勢とは裏腹な剛速球が一塁へ飛んでいく。白球は少しも失速することなく、一塁手のミットへズドン。打者走者を悠々とアウトにしてみせたのだ。
「Oh…」というため息が漏れるスタジアム。とはいえ、熱狂というほどでもない。並の三塁手ならスーパープレーだが、ある意味、アレナドにとって“風物詩”であることの裏返しだろう。本人の表情も淡々としたものだ。MLB公式ツイッターは「オー! ノーラン。これは美しかった」とつづり、動画を公開すると、ファンからはため息が漏れている。
「ベストの中の一人」「グラブを使ったからズルい(笑)」「MVP」「なんてエレガント」「ザ・男!」「これ以上は上手くやるのは不可能」と驚きの声が上がる一方、「彼がこのプレーを簡単に見せているけど、そうではない」とスーパープレーに見せないアレナドに最大級の賛辞を送る声もあった。
押しも押されもしないメジャーを代表するホットコーナーの名手。こんなプレーを毎日のように観られるコロラドのファンは、一つの特権と言ってもいいだろう。
(THE ANSWER編集部)