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「何なんあれ!?高校生の技じゃない」 女子ゴルフ界の新星・18歳馬場咲希が観客を驚かせた1打

女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディスが8日、兵庫・六甲国際GC(6513ヤード、パー72)で開幕し、昨年の全米女子アマチュア選手権で優勝した馬場咲希(東京・代々木高3年)は4バーディー、3ボギーの71で回り1アンダーだった。ホールアウト時点では暫定23位。スポンサー契約を結ぶサントリーの大会で“ホステスアマ”として戦い、好ショットで観客を沸かせた。

宮里藍サントリーレディス初日、71で回り1アンダーだった馬場咲希【写真:Getty Images】
宮里藍サントリーレディス初日、71で回り1アンダーだった馬場咲希【写真:Getty Images】

宮里藍サントリーレディスが開幕

 女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディスが8日、兵庫・六甲国際GC(6513ヤード、パー72)で開幕し、昨年の全米女子アマチュア選手権で優勝した馬場咲希(東京・代々木高3年)は4バーディー、3ボギーの71で回り1アンダーだった。ホールアウト時点では暫定23位。スポンサー契約を結ぶサントリーの大会で“ホステスアマ”として戦い、好ショットで観客を沸かせた。

 馬場がいきなりアマチュア離れした技術を見せた。出だしの10番パー4の第1打は左ラフへ。ピンまで115ヤードの第2打は目の前に木がそびえたち、そのままグリーンを狙えなかった。すると、6アイアンで枝の下から低弾道の球を放つ抑えたショットを披露。花道を駆け上がり、ピンそば1メートルにつけてみせた。ロープ外では「何なんあれ!? 高校生の技じゃない」と驚くギャラリーも。バーディー発進で沸かせた。

「あのショットをずっと練習していた。最近、林に行くことが多い。6アイアンを練習していた。あそこで打ててよかったですね。キャリーを80ヤードで打てば手前に乗るかなと。まさかあそこまで寄るとは。練習していたので嬉しかった」

 14番パー4は第2打をグリーン手前にこぼしたが、ピンまで13ヤードからチップインバーディー。「おーっ!と思いました」。同組の渋野日向子も驚いた表情を浮かべ、満面の笑みで拍手を送った。馬場は後半も出だしから2連続バーディー。しかし、最終9番で1つ落とした。

「(14番は)1打目が林に入ったんです。林に入れた方がバーディーが獲れるのかなって(笑)。今日はショットがダメだけど、“振り感”はよかった。(3週前に予選落ちした)ブリヂストンレディスでは振れていなかった」

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