「次こそは正々堂々と勝つわよ!」 加藤未唯へ、敗れた女子ダブルス相棒が失格騒動のリベンジ宣言
テニスの4大大会・全仏オープンは7日、混合ダブルス準決勝で加藤未唯(ザイマックス)、ティム・プッツ(ドイツ)組が、アーディラ・スーチャディ(インドネシア)、マトヴェ・ミデルクープ(オランダ)組に7-5、6-0でストレート勝ち。加藤は自身初の決勝進出を果たした。女子ダブルスでボールガールにボールをぶつけて失格となった騒動の中、ペアを組んだスーチャディを破っての勝利。敗れたスーチャディはSNSで加藤を激励するとともに「次こそは彼女たちに正々堂々と勝つわよ!」と“リベンジ”を誓っている。
全仏混合ダブルス準決勝で対戦
テニスの4大大会・全仏オープンは7日、混合ダブルス準決勝で加藤未唯(ザイマックス)、ティム・プッツ(ドイツ)組が、アーディラ・スーチャディ(インドネシア)、マトヴェ・ミデルクープ(オランダ)組に7-5、6-0でストレート勝ち。加藤は自身初の決勝進出を果たした。女子ダブルスでボールガールにボールをぶつけて失格となった騒動の中、ペアを組んだスーチャディを破っての勝利。敗れたスーチャディはSNSで加藤を激励するとともに「次こそは彼女たちに正々堂々と勝つわよ!」と“リベンジ”を誓っている。
勝利を決め、パートナーのプッツと抱擁を交わした加藤。さらに、ネットに歩み寄って対戦相手のスーチャディと握手すると、ハグを交わして笑顔で声を掛け合った。難しい状況下でも見せたスポーツマンシップ。ファイナリストに相応しい態度と対応に場内は拍手に包まれた。
ネット上のファンからも「ミユ・カトウの素敵なストーリーだ。優勝が見られたら良いね。彼女の相棒であるスーチャディが今日の相手だったのは皮肉だ」といったコメントが上がり、称賛された加藤。敗れたスーチャディも試合後、自身のインスタグラムのストーリー機能で「私たちは、次こそは正々堂々と彼女たちに勝つわよ! ミユ・カトウ、明日の決勝頑張ってね!」と加藤を激励した。
混合ダブルス決勝は8日正午(日本時間午後7時)に開始。加藤、プッツ組は初優勝を懸け、マイケル・ヴィーナス(オーストラリア)、ビアンカ・アンドリースク(カナダ)組と対戦する。
(THE ANSWER編集部)