宮里藍「彼女のプレーにも注目したい」 トップアマ18歳馬場咲希に熱視線「ローアマ争い楽しみ」
女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディスが8日から4日間、兵庫・六甲国際GC(6513ヤード、パー72)で行われる。7日のプロアマ大会後、大会アンバサダーの宮里藍さんが会見。コース設定も務め、選手たちに期待を込めた。
宮里藍サントリーレディスが8日開幕
女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディスが8日から4日間、兵庫・六甲国際GC(6513ヤード、パー72)で行われる。7日のプロアマ大会後、大会アンバサダーの宮里藍さんが会見。コース設定も務め、選手たちに期待を込めた。
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2017年シーズン限りでツアーを引退した宮里さんは、サントリーカラーの水色ジャケットを着用して会見に出席した。プロアマ戦にも出場し「完走できてよかったです。最後は足がもつれるかと。緊張感より、不安一択でした」と苦笑い。「(自分で)コースセッティングをしたイメージを持っていたけど、実際にプレーするのは違うので貴重な経験になりました」と振り返った。
昨季年間女王で前年大会も制した山下美夢有(加賀電子)と同組。「私が行く試合で優勝している印象がある。一緒に回ったのは初めて。間近で見られてよかったし、調子がいいところを肌で感じられました」と印象を明かした。
今大会はコースセッティングも担当。インはフェアウェーが狭くなったホールが増え、ラフも伸びた部分もある。「グリーンのコンディションもいい。この柔らかさなら明日はボールを止められると思います。明日は雨ですし、天候を意識してピンポジションを決めさせていただきました」と意図を説明した。
「今までは4日間のバランスやどういうところに置けば面白いか考えていました。今回は天候も意識しています。自分の中でも経験を踏んで、一歩前進したところだと思います。どれだけ傾斜を生かして難しくできるか。少しずつ私も知識を重ねてもう少し意見を言えるようになればと思います」
たくさんある見どころの一つは18番。グリーン右サイドのスロープが変わり、「傾斜も昨年よりきつい。右ピンの時にどこまで内側に攻められるかが見物だと思います」と語った。
前日にはアマチュア選手との座談会も行われた。昨年の全米女子アマチュア選手権で優勝した馬場咲希(東京・代々木高3年)らの質問に熱心に答えた。「海外からの選手もいますし、ローアマ争いも楽しみ。馬場選手もいろんな意味でいい経験ができると思うので、彼女のプレーにも注目したい」と期待した。
「4日間、自分のゴルフに徹することが大事。例年僅差ですし、プレーオフになることもある。最後までどれだけバーディーを獲れるかが日曜は重要になってくると思います。それを最後まで見届けられるようにしたい」と力を込めた。
(THE ANSWER編集部)