渋野日向子、巨人の元大物プロ野球選手とプロアマ同組に感激「左打者で凄く強い」「めちゃくちゃ飛んでた」
女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディスが8日から4日間、兵庫・六甲国際GC(6513ヤード、パー72)で行われる。ホステスプロとして今季国内2戦目に臨む渋野日向子(サントリー)は7日、プロアマ戦で最終調整。2020年2月にサントリーと所属契約したが、コロナ禍による中止や米ツアー出場が続いたため、今年が所属契約後初の出場となる。
宮里藍サントリーレディスが8日開幕
女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディスが8日から4日間、兵庫・六甲国際GC(6513ヤード、パー72)で行われる。ホステスプロとして今季国内2戦目に臨む渋野日向子(サントリー)は7日、プロアマ戦で最終調整。2020年2月にサントリーと所属契約したが、コロナ禍による中止や米ツアー出場が続いたため、今年が所属契約後初の出場となる。
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渋野は今季国内2戦目を迎える。プロアマ戦では元巨人でザ・プレミアム・モルツ球団の高橋由伸氏らと同組に。明るい笑顔で回り、最終調整した。「ジャイアンツでプレーされている時から見ていたので、凄く楽しみにしていた。やっぱりめちゃくちゃ飛んでいましたね。人が多くて最初は緊張感のあるラウンド。いろいろ話せてよかったです」と感激。こう続けた。
「小学生の時、ジャイアンツが強い時にチームにいらっしゃったイメージ。監督もされていい打順にいるイメージ。左打者で凄く強かった。(この日は)ゴルフも好きな方なのでクラブのことを聞いてくださって、本当にゴルフが大好きなんだなと感じました」
所属大会に向けてはこう語る。
「なかなかタイミングが合わずこの大会に出られなかった。私が米ツアーに出ることに対しても凄く温かく送ってくださった。今回出られることが凄く嬉しいです。今まで(他の)スポンサーの大会はホステスプロで出させていただいたけど、所属として出るのは人生初めて。楽しんでできたらいいなと思います。(サントリーブルーの)ウェアとかになるでしょう(笑)。
アップダウンもあるし、広いホールと狭いホールがある。グリーンが固いので距離感も大事。フェアウェーを外した後も大事。結局、総合力が高い人が上に来ると思います」
今季国内初戦となった3週前のブリヂストンレディスでは左手を痛めており、思うように調整できず。18年のプロテスト合格後、自身国内ワースト102位での予選落ちだった。オフには3年ぶりに青木翔コーチに師事。助言をもらいつつ「試合になってみないとわからない。(左手は)順調によくなってきていると思います」とした。
「治療は行きました。いろいろやってもらって改善しつつあると思いますけど、やっぱり怪我は一瞬で治るわけではないので長い目でみないといけない。ざっと言えば腱鞘炎です。(振れるようになったのは)先週ですね。今は振れてますかね」
予選ラウンドは昨季年間女王で前年大会を制した21歳の山下美夢有(加賀電子)、アマチュアでサントリーと契約する18歳の馬場咲希(東京・代々木高3年)と同組になった。「ホステスだからか凄くいい組に入れてもらえた。2人とも私にないものをたくさん持っているので、いろいろ吸収したいし、楽しんでできれば」と待ち望んだ。
2人の印象について聞かれ、「私が偉そうにいうのもおかしいけど」と前置きしてこう答えた。
「山下選手は全てにおいてレベルが高い。どんなセッティングにも対応できるような総合力があると思います。馬場選手は飛距離が強みだけど、それ以外のショットにおいても凄くレベルが高い。だから全米女子アマで勝てたと思う。2人ともタイプは違うけど、攻めるゴルフをするイメージがあります。めちゃくちゃ楽しみ。これ以上ないです」
今後は8月の海外メジャー・AIG女子オープン(全英女子)などに出場する。「まずは4日間戦えるように頑張りたい」と目の前に集中した。
(THE ANSWER編集部)