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吉田正尚が苦しんだ「悪い日」 指揮官が見抜いた“悪癖”と修正点「新しい判断をできるように…」

米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚外野手は4日(日本時間5日)の本拠地レイズ戦に「4番・左翼」で出場。試合は2-6で敗れたものの、4打数2安打で打率を.318に上げた。リーグ2位の高打率をキープしているが、地元紙は「ヨシダのターニングポイントとなった日」をアレックス・コーラ監督のコメントとともに紹介。「悪い日があったがそれっきり。スキルは健在で、この男は打てる」と称賛されている。

レッドソックスの吉田正尚【写真:ロイター】
レッドソックスの吉田正尚【写真:ロイター】

地元メディアが報道

 米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚外野手は4日(日本時間5日)の本拠地レイズ戦に「4番・左翼」で出場。試合は2-6で敗れたものの、4打数2安打で打率を.318に上げた。リーグ2位の高打率をキープしているが、地元紙は「ヨシダのターニングポイントとなった日」をアレックス・コーラ監督のコメントとともに紹介。「悪い日があったがそれっきり。スキルは健在で、この男は打てる」と称賛されている。

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 開幕直後の不振を克服し、MLB1年目ながらも完全にアジャストしつつある吉田。打撃コーチと相談してフォームを微調整するなど、修正力の高さも示している。それでも米マサチューセッツ州地元局「ニューイングランド・スポーツ・ネットワーク」は「レッドソックスはマサタカ・ヨシダの最近の打撃の修正を認める」との見出しで、最近も新たな修正を行ったことを報じている。

 記事内ではコーラ監督のコメントを紹介。指揮官はこの日の試合前、同メディアに対して吉田の最近の“悪癖”を見抜いていたことを明かした。

「彼は体が開いていて、ボール球に手を出していた。見送り方で分かる。彼は体が開いていたが、今は見送りがかなり良くなった」と話すと「彼は新しい判断をできるようになっている。ギリギリでの判断もね。ボールを見て、それを打つというような。彼は(反対方向を)活用している。それは私が(ジャスティン・ターナーと)話していたことだ」とし、ボールを引きつけて見極められる状態になったと見ている。

 コーラ監督は吉田が“再上昇”する「ターニングポイント」があったことも指摘。それは3三振を喫した5月26日(同27日)のダイヤモンドバックス戦だったという

「選球眼に関しては、彼はアリゾナであの悪い日があったがそれっきりだ。彼のバットにボールを当てるスキルはいつも健在だ。選球眼もいつも優れていて、それは修正の一部だ。ずっと言っているが、この男は打てる」

 指揮官に常に目を掛けられ、絶大な信頼を置かれている吉田。チームの主力としての立場はまずます揺るぎないものとなっているようだ。

(THE ANSWER編集部)


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