米大学野球で「みんなを騙した」外野手 フェンス際の“名演技”にファン爆笑「オスカー与えろ」
米大学野球で笑撃の“ホームランキャッチ”が見られた。4日(日本時間5日)に行われたインディアナ州立大とアイオワ大の試合で、インディアナ州立大の左翼手が外野フェンス際への大飛球にジャンプ。しばらくの間、キャッチ成功を装い、選手たちはおろか、審判や放送席までが騙されるという一幕があった。ツイッターで動画が公開されると、米ファンから「なんて天才的な動き」「この男にオスカーを与えろ」といった反響が寄せられている。
米大学野球での珍シーン
米大学野球で笑撃の“ホームランキャッチ”が見られた。4日(日本時間5日)に行われたインディアナ州立大とアイオワ大の試合で、インディアナ州立大の左翼手が外野フェンス際への大飛球にジャンプ。しばらくの間、キャッチ成功を装い、選手たちはおろか、審判や放送席までが騙されるという一幕があった。ツイッターで動画が公開されると、米ファンから「なんて天才的な動き」「この男にオスカーを与えろ」といった反響が寄せられている。
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壮大な演技だった。7回裏無死走者なしの場面でアイオワ大のブレイデン・フレイジャーが放った打球は左中間への大飛球。落下地点に向かって走ったインディアナ州立大の左翼手アダム・ポティンジャーはフェンス際でジャンプし、グラブをはめた右手を大きく伸ばした。グラブを少し上に上げて涼しい顔で元の守備位置に戻っていっただけに、キャッチされたと思ったフレイジャーは一塁を回ったところでうなだれた。
しかし、戻ってきたポティンジャーがうつむきながらグラブを開けると、そこにボールはなし。キャッチは成功しておらず、ホームランだった。ベンチに戻りかけていたフレイジャーは苦笑いしながらダイヤモンドを1周した。
米ポッドキャスト番組「ジョムボーイ・メディア」のツイッターは「左翼手がホームランキャッチをしたと見せかけ、みんながそれを信じる」とつづって動画を公開。放送席でも実況が「彼がまたやった! 冗談だろ! ポティンジャーが今週末2度目のホームランキャッチ! いいや、持ってない!」と絶叫すると、解説は「ハハハハハ」と大笑い。実況は「みんなを騙した! 球場にいるみんなを騙しました! キャッチしたと思いましたが、フレイジャーのホームラン!」と続けた。
これには米ファンからも爆笑の声が寄せられている。
「なんて天才的な動きだ」
「おもしろいやつ!」
「これは素晴らしい」
「爆笑」
「笑い泣いてる」
「一塁コーチが仕事してくれて良かった。もし彼がベンチに戻っていたらアウトだった」
「これはおもしろい」
「今年最高のあおり」
「(爆笑)彼はなんでこれをしたの?」
「この男にオスカーを与えろ!」
試合はフレイジャーの本塁打もむなしく、アイオワ大は8-11で敗戦。インディアナ州立大は結果だけでなく、ポティンジャーの“迷演技”でも魅せた形となった。
(THE ANSWER編集部)