「海外勢はデカいけど…」 世界陸上へ、110m障害日本新・泉谷駿介が雪辱宣言「自分との闘い」
日本選手権2位で内定した高山峻野も会見
泉谷とともに参加標準記録を切っていた28歳の高山峻野(ゼンリン)は、13秒30の2位で世界陸上代表が内定した。17年ロンドン、準決勝に進出した19年ドーハに続く2大会ぶり3度目の世陸。昨年日本選手権は5位でオレゴン世界陸上の出場を逃したが、同8月の実業団・学生対抗陸上で当時日本歴代2位の13秒10で優勝した。
「泉谷選手が世界と戦えるレベルのレースをして、その中で必死についていって思い描いたタイムを出せて本当によかったです。世界の壁を破れるように頑張ります。世界選手権まで1、2試合を挟んで調整する。技術的には変えるところはないのでこれまでと同じように調整したい」
女子を含め、ハードル種目は近年レベルが上がっている。高山は「みんなで切磋琢磨して練習の情報共有もしてレベルアップしている。これを続ければハードルが強くなって、下の世代も出てきて強化にもなる。今後も続けて行きたい。国際大会は苦手としていない。前回は前のめりになってしまった。気持ちを楽に自分らしく走りたい」と力を込めた。
(THE ANSWER編集部)