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ダルビッシュ、46cm動かし誠也に天を仰がせた1球 古巣カブス実況席「脱帽せざるを得ません」

米大リーグのパドレス・ダルビッシュ有投手は3日(日本時間4日)、本拠地カブス戦に先発し、鈴木誠也外野手と対戦。第1打席に続いて三振を奪った第2打席は鈴木も思わず天を仰いだバックドアのツーシームで見逃し。カブスの地元実況席も「95マイルでフリーズさせた」「脱帽せざるを得ません」と賛辞を送った。

カブス戦に先発しているパドレスのダルビッシュ有【写真:ロイター】
カブス戦に先発しているパドレスのダルビッシュ有【写真:ロイター】

完璧なツーシームで鈴木誠也から2打席連続三振

 米大リーグのパドレス・ダルビッシュ有投手は3日(日本時間4日)、本拠地カブス戦に先発し、鈴木誠也外野手と対戦。第1打席に続いて三振を奪った第2打席は鈴木も思わず天を仰いだバックドアのツーシームで見逃し。カブスの地元実況席も「95マイルでフリーズさせた」「脱帽せざるを得ません」と賛辞を送った。


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 鈴木も手が出ない、完璧な1球だった。4回1死で迎えたこの日2度目の対戦。ダルビッシュはカウント2-2からの6球目、ツーシームを投じた。高速152キロは外角のボールゾーンからわずかに内に動き、外角低めのストライクゾーンをかすめた。ズバッと決まって見逃し三振。思わず鈴木も打席で天を仰いだほど。「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏のツイートによると、18インチ(約46センチ)動いたという。

 これにはカブス戦を中継している米イリノイ州地元局「マーキースポーツ・ネットワーク」の実況席も驚きを隠せず、実況のジョン・シアンビ氏が「ダルビッシュが95マイルで彼(鈴木)をフリーズさせました」と伝えると、解説者のリック・サトクリフ氏も「脱帽せざるを得ません。優れた変化球が数多くあり、外角いっぱいに95マイルの速球を決めてくる。ユウ・ダルビッシュのキャリアの中で多く見てきたものです」と、かつてカブスに在籍した右腕に喝采を送っていた。

 ダルビッシュは5回を終え、無失点と好投。チームは3-0でリードしている。

(THE ANSWER編集部)

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