メジャーリーグで「こんな試合終了見た事ない」 155km暴投&直撃→球審KOのサヨナラ劇に米衝撃
米大リーグで前代未聞のサヨナラ劇が生まれた。満塁から投じた高めの直球を捕手が触れず、球審のマスクに直撃。球審が倒れ込んだ間に三塁走者が生還し、決着した。まさかの様子は米国のネット上で話題になり、「こんな風に試合が終わるのは見たことない」「今まで見た中で最もおもしろい勝ち方」との声が上がった。
タイガース―ホワイトソックス戦でまさかの結末
米大リーグで前代未聞のサヨナラ劇が生まれた。満塁から投じた高めの直球を捕手が触れず、球審のマスクに直撃。球審が倒れ込んだ間に三塁走者が生還し、決着した。まさかの様子は米国のネット上で話題になり、「こんな風に試合が終わるのは見たことない」「今まで見た中で最もおもしろい勝ち方」との声が上がった。
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よもやの結末となったのは、3日(日本時間4日)のタイガース―ホワイトソックス戦だった。
試合は1-1のまま延長タイブレークに突入。表のタイガースの攻撃が無得点に終わり、裏のホワイトソックスの攻撃は2死満塁まで攻めた。その場面でタイガース右腕シスネイロが投じた初球の155キロのストレートがすっぽ抜けた。右打者アンダーソンの外角低めに構えた捕手はサイン違いもあったのか、慌ててミットを伸ばしたが、触れず。剛速球は後ろで構えていた球審のマスクに直撃した。
球審はダメージを受けたのか、その場に尻もちをつくようにして倒れた。ボールは一塁ファウルグラウンドを転々。その間に三塁走者が本塁生還し、サヨナラとなった。ただ、打者も捕手もすぐに球審を心配し、打者のアンダーソンが手を差し伸べ、球審は立ち上がった。サヨナラ勝ちとなったホワイトソックスのナインもお祭り騒ぎはできず、球場もどよめきが重なった。
最終的に球審は自らの足で引き揚げ、大事には至らなかった様子だった。この場面を米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」の番組「トーキン・ベースボール」公式ツイッターが「ホワイトソックスが球審のマスクに当たる投球でサヨナラ勝ちする」と題して投稿すると、米ファンの間でも話題になった。
返信欄では「こんなの見たことない」「ハハハ、ワイルドな終わり方だ」「今まで見た中で最も奇妙な試合」「こんな風に試合が終わるのは見たことない」「今まで見た中で最もおもしろい勝ち方」「キャッチできる球だ。なぜキャッチできなかった?」「キャッチャーは外角低めに構えていた。おそらくスライダーかカーブを要求していたのだろう」「初めてに違いない」「これは新しい」「笑っちゃいけないんだろうけど爆笑」などの声が寄せられていた。
(THE ANSWER編集部)