国内ツアー、リシャール・ミル ヨネックスレディス

　雨の影響で36ホールに短縮された女子ゴルフの国内ツアー、リシャール・ミル ヨネックスレディスは3日、第1ラウンドが静岡・朝霧ジャンボリーGC（6687ヤード、パー72）で行われたが、濃霧の影響で午後5時19分にサスペンデッドとなった。16ホールを終えた木下彩（長府製作所）が5バーディー、2ボギーの3アンダーで暫定6位。5月29日の全米女子オープン日本地区予選で3位に入り、本大会の出場権を獲得しているが「奇跡です」とコメント。「先週からちょっと調子は上がってた」と手応えも明かした。

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　各地で記録的な大雨が降り、今大会も36ホールに短縮された。木下は出だし10番でボギーをたたくも、12番パー5、13番パー4と連続バーディー。14番パー3でボギーを叩くが、15番からは3連続バーディーを奪った。16番パー4では6メートルのパットを沈めている。

　後半8番のティーショットを打つ前にサスペンデットが決定。「（8番に）辿り着いてすぐ見えなくなった」と霧の状況についてコメントした。全米女子オープン日本地区予選は7アンダーで3位。「奇跡です」と謙遜しつつ「ショット、アイアンが良くなってきた。元々、バーディーもボギーもめっちゃある、みたいなゴルフ。それができるようになってきた」と明かした。

　同じ1998年度生まれの渋野日向子と仲が良く、次週の「宮里藍サントリーレディス」にはともに出場予定。「連絡は普通にとってるんですけど、（渋野が）いつも忙しいんで、こっちは一歩引いてます」と気を使っている様子。全米女子オープン出場に際して、渋野からは「アメリカ来るの？」と連絡が来たそうで「行っちゃうよ」と返答した。

　4日は8番パー3からの再開。「ショートホールからって嫌ですよね……頑張ります」と控えめに意気込んだ。