大迫傑、7年ぶり日本選手権5000mで途中棄権 日本記録を持つ種目、4000m手前で
8月のブダペスト世界陸上などの代表選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権が1日、大阪・ヤンマースタジアム長居で開幕した。男子5000メートル決勝では、13分08秒40の日本記録保持者・大迫傑(Nike)がこの種目では7年ぶりの日本選手権出場。残り1000メートル手前で途中棄権した。今大会は各種目で3位以内に入り、参加標準記録をクリアした選手は代表入りする。
陸上・日本選手権が開幕
8月のブダペスト世界陸上などの代表選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権が1日、大阪・ヤンマースタジアム長居で開幕した。男子5000メートル決勝では、13分08秒40の日本記録保持者・大迫傑(Nike)がこの種目では7年ぶりの日本選手権出場。残り1000メートル手前で途中棄権した。今大会は各種目で3位以内に入り、参加標準記録をクリアした選手は代表入りする。
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大迫は序盤、集団のやや後方でレースを進める。上位に顔を出すことはなく、その後4000メートル手前で途中棄権した。取材エリアでは取材に応じることなく、そのまま引き揚げた。
5月に32歳になった大迫は、2021年東京五輪のマラソン6位入賞後に一度引退した。「もう一回こういう場でワクワクドキドキしたい」と、22年2月に現役復帰を表明。マラソン復帰戦だった昨年11月のニューヨークシティ・マラソンは2時間11分31秒の5位だった。今年1月のニューイヤー駅伝後にケニア合宿。1年7か月ぶりの国内マラソン復帰戦だった今年3月の東京マラソンは2時間6分13秒(9位、日本人3番手)だった。
5000メートルは15年7月にマークした日本記録を保持。日本選手権は2020年に1万メートルで出場したが、5000メートルは1万メートルとの2冠に輝いた2016年以来だった。
(THE ANSWER編集部)