キックオフと同時に座り込んだ選手と審判 ブラジル選手への人種差別抗議に海外称賛「よくやった」
海外サッカー、ブラジル1部の試合で開始から36秒間座り込んだ選手と審判が称賛されている。先週スペインで起きた、母国選手への人種差別に対する抗議行動。海外メディアが動画で脚光を浴びせると、海外ファンからは「よくやった」「リスペクト」と注目が集まっている。
ビニシウス・ジュニオールへの人種差別に抗議
海外サッカー、ブラジル1部の試合で開始から36秒間座り込んだ選手と審判が称賛されている。先週スペインで起きた、母国選手への人種差別に対する抗議行動。海外メディアが動画で脚光を浴びせると、海外ファンからは「よくやった」「リスペクト」と注目が集まっている。
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全員で抗議の意を示した。現地28日に行われたブラジル1部フラメンゴとクルゼイロの一戦。主審が試合開始の笛を吹くと同時に、ピッチ上にいた両チームの選手と審判団が一斉に座り込んだ。会場からは大きな拍手が起こり、声援が送られた。36秒後に主審が再び笛を吹くと試合が再開された。
米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー専門ツイッターが実際の動画を公開。文面では「フラメンゴが座り込みの抗議でビニシウス・ジュニオールを支援」と説明した。スペインで現地21日に行われたラ・リーガ1部の敵地バレンシア戦で相手ファンから人種差別被害を受けたレアル・マドリードのビニシウスを、古巣のフラメンゴがサポートしたようだ。
目の当たりにした海外ファンからは「パワフルだ」「美しい」「よくやった」「リスペクトだ」「素晴らしいジェスチャーだね」「一流の振る舞いだ」「人種差別にNO」と称賛されていた。英紙「デイリー・ミラー」によると、バレンシアには3試合のスタジアムの部分的なスタンド閉鎖と2万7000ユーロ(約404万円)の罰金が課されている。