大谷翔平152キロ死球、直後の行動で敵ファン拍手 異例の光景に米実況席「確かな興奮がある」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地ホワイトソックス戦に「3番・DH」で出場。初回の第1打席で右足に死球を受け、「アアー!」と絶叫。悶絶しながらも一塁へ歩いた。状態を確認するようにジョギングした大谷に、敵地の観客からは拍手が送られた。米国の実況席も、異例の光景に注目していた。
Wソックス戦に「3番・DH」で出場
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地ホワイトソックス戦に「3番・DH」で出場。初回の第1打席で右足に死球を受け、「アアー!」と絶叫。悶絶しながらも一塁へ歩いた。状態を確認するようにジョギングした大谷に、敵地の観客からは拍手が送られた。米国の実況席も、異例の光景に注目していた。
初回1死一塁、大谷の第1打席。相手先発コーペックの初球94.6マイル(約152.2キロ)が右足に直撃。「アー!!」と絶叫し、跳びはねるようにして天を仰いだ。苦悶の表情を浮かべながらも一塁へ。足の状態を確認するかのように、ジョギングした。すると、大事に至らなかったと感じたのか、多くの敵地ファンが集まった観客席から拍手が送られていた。
このシーンに、米ロサンゼルス放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」の解説マーク・グビザ氏は「試合前に壁にボールを投げたり、イッペイとキャッチボールしているときでさえ、本当に多くのファンが彼を見て、写真を撮っていました」と敵地での異例の光景を伝えた。
同僚のマイク・トラウト外野手らと並ぶスター選手となった大谷。ロサンゼルス以外でも出待ちのファンが大挙するなど、その人気ははっきりと表れている。実況のウェイン・ランダッゾ氏も「トラウトとオオタニがここに来ていることに対して、確かな興奮があります」と同調していた。
(THE ANSWER編集部)