大谷翔平がいてもプレーオフ進出は「ない」 03年新人王が見解「彼らはクリーンな野球してない」
米大リーグ・エンゼルスは29日(日本時間30日)の敵地ホワイトソックス戦で6-4の勝利を収めた。大谷翔平投手、マイク・トラウト外野手のほか、若手の躍動も目立つ今季。連敗を3で止めたが、2005年に最多勝を獲得している元MLB投手はプレーオフ進出の可能性について“できない”と予想。2つの理由を挙げている。
米スポーツ専門局内での特集
米大リーグ・エンゼルスは29日(日本時間30日)の敵地ホワイトソックス戦で6-4の勝利を収めた。大谷翔平投手、マイク・トラウト外野手のほか、若手の躍動も目立つ今季。連敗を3で止めたが、2005年に最多勝を獲得している元MLB投手はプレーオフ進出の可能性について“できない”と予想。2つの理由を挙げている。
今回、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門ツイッターは「嘘か真か」とのタイトルで特集した同局番組の動画を公開。「エンゼルスはプレーオフに進出する?」「パドレスはプレーオフに進出する?」「レイズは最高勝率で終える?」「ブレーブスはドジャースよりもワールドシリーズに向けてよく築き上げられている?」といった項目について議論する内容だった。
マーリンズで2003年に14勝で新人王、2005年に22勝で最多勝を獲得している通算72勝左腕ドントレル・ウィリス氏は、「エンゼルスはプレーオフに進出する? 嘘か真か?」の項目について「今のところ、嘘(=できない)です」と明言した。
理由として、まず「なぜなら彼らは今クリーンな野球をしていないからです。エラーの数はア・リーグ2位。これは受け入れがたいことです。特にネビンがどういうプレーを好むか知っていれば。彼らはクリーンな野球をしなければいけません」と目指すべき手堅い野球とはかけ離れている現状を指摘した。
さらに「WHIPでも(ア・リーグで)12位。走者を許すことが多く、かなりのプレッシャーがかかります。接戦を多く落としています。これからクリーンな野球をしていかなければ難しいでしょう」とも指摘。失策数だけでなく、投手が1イニングあたりにどれだけの走者を出したかの指標となるWHIPの数値の悪さも根拠に挙げた。
「オオタニとトラウトがいても?」という問いかけに対しても、ウィリス氏は「その通り」と回答。MVP選手2人を擁しているといっても、2014年以来となるプレーオフには届かないという見解を示している。
(THE ANSWER編集部)