WBCチェコ代表主将のジーマがツイッターで報告

　今年3月に開催された野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で来日し、日本代表「侍ジャパン」とも対戦したチェコ代表。1次ラウンド東京プールの4試合で爽やかな戦いを見せ、多くの日本のファンに感動を与えた。そんな野球を通じた両国の交流は、今も続いているようだ。WBCでチェコ代表主将を務めたペトル・ジーマ内野手が、日本ファンからの贈り物に感謝している。

　対戦から2か月以上が経過した今でも、日本人との嬉しい交流があったようだ。芝生の上に開封されているのは、水色のパッケージの日本のお菓子。「塩バター餅せんべい」と書かれており、中央にはビールとキャップも置かれている。

　画像を投稿したジーマは、自身のツイッターにて「金曜日の試合で日本のファンからちょっとしたプレゼントをもらいました。ありがとう」と投稿。所属する母国の球団、イーグルス・プラハの試合に訪れた日本のファンからプレゼントされたようだ。

　この投稿にはWBCの取材で東京を訪れ、日本の食や文化を次々とSNSで紹介したMLB公式のマイケル・クレア記者も「いいね」で反応していた。

　WBCでは1次ラウンドで敗退したチェコ代表だが、大半の選手が電気技師や営業マン、学生など、別の本職を持つなかで全力プレーを披露。爽やかなスポーツマンシップは日本でも話題となり、中国戦では歴史的な初勝利を飾った。野球を通じた日本と海外との交流は、WBC閉幕から2か月が経った今も続いている。