大谷翔平に同僚2人が感謝「間違いなく助けてくれている」 エンゼルス投手陣最高の“教材”に
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、チームで主力打者とエースの役割を果たしている。21日(日本時間22日)の本拠地ツインズ戦では、投手として6勝目を逃したものの6回2安打1失点、9奪三振と好投した。米誌「スポーツ・イラストレイテッド」は、大谷が投手陣に大きな影響を与えていることを報じ、同僚が「間違いなくここまでの僕を助けてくれているよ」と感謝を口にしていることも伝えている。
ワンツ、デビッドソンの2人が証言
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、チームで主力打者とエースの役割を果たしている。21日(日本時間22日)の本拠地ツインズ戦では、投手として6勝目を逃したものの6回2安打1失点、9奪三振と好投した。米誌「スポーツ・イラストレイテッド」は、大谷が投手陣に大きな影響を与えていることを報じ、同僚が「間違いなくここまでの僕を助けてくれているよ」と感謝を口にしていることも伝えている。
「エンゼルスの投手たちがいかにショウヘイ・オオタニのスイーパーを見習うようになったか」と見出しが打たれた記事では、「ロサンゼルスのスーパースターは流行りの球種をマスターした。今、チームの他のメンバーたちが最高から学んでいる」と、右打者の外角方向へ大きく変化するスイーパーを多投するようになった大谷に、エンゼルスの投手陣も学んでいると伝えている。
記事ではエンゼルス投手陣がメジャーで4番目にスイーパーを投げていることを紹介。「その大部分は直接オオタニによるものだ。今季、球界で彼以上にスイーパーを投げている選手はいない」としながら、「しかし残りも間接的に彼の影響だ。彼のチームメートはオオタニの中にどれだけ素晴らしい資産を彼らが持っているのか知っている。そして、彼らの中の数人はそれを活用している」と大谷がもたらした影響の大きさを伝えた。
今季14試合で防御率3.32のアンドリュー・ワンツは「ショウヘイがいかにそれ(スイーパー)を活用し、いかに有効であるか目にしているんだ。だから、それを採用してみたらどうだろう、と思ったんだ」とスイーパーを取り入れた理由を明かしている。「私たち投手は全員、彼を5日ごとに見ている。彼は他の球種とどう使い分けているのか? どのコースに投げているのか? みんなの役に立っていると思う」と大谷が“教材”になっているようだ。