海外競馬G1で2着馬が1着馬に噛みつく珍事 騎手の咄嗟の対応に称賛「トントンって鼻の頭を…」
競馬の英G1ロッキンジステークス(芝1600メートル、ニューベリー競馬場)で驚きのハプニングが起きた。直線で2着馬が勝ち馬に噛みつこうとすると、勝ち馬の鞍上が鞭で優しく制した。決定的瞬間をとらえた海外メディアの映像には驚きの声が寄せられた。
ロッキンジステークスでレース中にハプニング
競馬の英G1ロッキンジステークス(芝1600メートル、ニューベリー競馬場)で驚きのハプニングが起きた。直線で2着馬が勝ち馬に噛みつこうとすると、勝ち馬の鞍上が鞭で優しく制した。決定的瞬間をとらえた海外メディアの映像には驚きの声が寄せられた。
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驚きの場面はゴール前ラスト100メートルだった。直線レースの馬場の中央から抜け出したチンディット。しかし、中団から猛然と追い込んだモダンゲームズが外から差して抜け出そうとした瞬間だ。チンディットは明らかに馬体を寄せに行くと、首を外に向け、ガブリと噛みつこうとしたのだ。大事には至らず、事なきを得たものの、そのまま力強くモダンゲームズが1着で優勝。チンディットは2着に敗れた。
英競馬専門放送局「レーシングTV」公式ツイッターが「よろしくない負け方だ」と題して公開したスローVTRを見ると、鞍上ビュイック騎手が噛みつきにきた馬を咄嗟でムチを持った左手で優しく押さえて制しているように見える。海外ファンからも「アンラッキー」「子どもも見ているのに。みじめなチンディット」「チンディットは出走停止にしたほうがいい」「ウィリアムの手を噛んでる!」「競馬界のルイス・スアレスだ」などの声が寄せられた。
また、日本でも話題になり、「すごいキレイに噛みにいってる! 意志の強い馬だ」「英国版シンコウウインディ」という驚きの声のほか、「さすがビュイック。余裕度が凄いというか、いかにもプロフェッショナルという感じだ」「噛みつきに来たのをトントンって鼻の頭押さえるだけなの優しい 反射的に鞭で殴っちゃってもおかしくない距離だったのに」「ビュイック巧みだ」と日本でもお馴染みの名手への対応に称賛の声も聞かれた。
(THE ANSWER編集部)