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陸上・田中希実「世界に通用する走りを」 米転戦からセイコーGGP参戦「楽しい気持ちが戻ってきた」

北口、三浦もコメント

 女子やり投げの北口は今季世界最高の64メートル50をマークするなど好調。ブダペスト世界陸上代表に内定している。自身の持つ66メートル00の日本記録更新の期待も高まる中、昨年世界陸上女王のケルシー・リー・バーバー(オーストラリア)らも出場。同大会銅メダルの北口は、ハイレベルな争いへ心境を語った。

「明日の試合ではここ2試合よりいい記録を出せるようにしたい。海外からもいい選手が来てくれているのでいい試合をしたい。この試合までの課題だったやりに全ての力を加えることを修正してきたつもり。少しでも試合でそれをできれば。私は海外選手と試合をするときに初めて自分が小さく見えて嬉しかった(笑)。緊張より、仲間に出会えた感じだった。私が高校生の時にトップだった選手と試合ができて嬉しい。常に海外選手と試合ができるのが嬉しいし、楽しいことだと思う」

 三浦は今季1500メートルや5000メートルなどに出場。主戦場とする3000メートル障害は今季初レースだ。自身の持つ日本記録は8分09秒92。落ち着いた面持ちで本番を見据えた。

「しっかりこの一戦を大事にしたいし、世界陸上や様々な記録、大会を目指すうえで弾みにしたい。今季はまだ3000メートル障害の技術トレーニングはしていないので、今回の結果を踏まえて試行錯誤していきたいです。切れのある動きを自分の中で持てるようにしたい。自分が初めて海外選手と走ったのは公式戦だと東京五輪。恐れ知らずだった。海外選手と戦うマインドはあまりもっていなかった。世界陸上などで厚みを感じるので、そういう選手に肩を並べられるように実力をつけたい」

(THE ANSWER編集部)


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