ブリヂストンレディスに駆け付けた山田恵里

　女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディスが18日、愛知・中京GC石野C（6573ヤード、パー71）で開幕。今季国内初戦の渋野日向子（サントリー）は1バーディー、3ボギー、1トリプルボギーの76。5オーバー、110位と出遅れた。悔しい初日となったが、憧れのソフトボール東京五輪金メダリスト・山田恵里さんがサプライズで応援に来場。渋野は「朝から来てくださって、涙が出ます」と感激していたが、山田も自身のインスタグラムで渋野との舞台裏2ショット写真を掲載した。

　山田は夜になってインスタグラムを更新し、写真を掲載。黒のラフな私服姿で、満面の笑みを浮かべた渋野とそろってピースを作った2ショットだった。

「ブリヂストンレディスオープンに行かせていただきました！」と報告した山田は「初めてのゴルフ観戦でしたが、ゴルフの深さを凄く感じました。動いているボール　止まっているボール　大歓声、静寂。その場でしか味わうことの出来ない空気感。心が動かされ、勉強になりました」と記した。

　その上で、渋野と渋野のマネージャーのアカウントを記し、「ありがとうございました」と感謝を伝えた。

　渋野はスタートの10番パー4から11番に移動する際に山田さんを発見。自身もソフトボール経験者で交流があり、かねてから熱烈な憧れを明かしてきたレジェンドの訪問に、ラウンド後は「一度応援に行きたいと言ってくださっていて。知らなかったんですよ。完全なるサプライズ」と明かしていた。

　朝7時40分スタートにも関わらず、駆け付けてくれた計らいに「えっ……みたいな（笑）。朝から来てくださって、涙が出ます」と感謝していた。今季国内初戦となったこの日は5オーバーで110位と不甲斐ないラウンドとなったものの、山田さんのためにも巻き返しを期待したい。