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千賀滉大の快投を指揮官も絶賛 MLB1位の強力打線相手に自己最多12K「見ていてとても楽しかった」

米大リーグ・メッツの千賀滉大投手は17日(日本時間18日)、本拠地レイズ戦に先発。6回3安打1失点で勝敗は付かなかったものの、MLBで自己最多の12奪三振という快投を見せた。チームは延長10回に主砲アロンソが劇的なサヨナラ3ランを放ち、8-7で逆転勝利。5勝目こそ逃したが、試合を作った千賀を指揮官は「見ていてとても楽しかった」と絶賛した。

レイズ戦、6回1失点12奪三振で好投したメッツの千賀滉大【写真:ロイター】
レイズ戦、6回1失点12奪三振で好投したメッツの千賀滉大【写真:ロイター】

千賀はMLB1位の勝率を誇るレイズを相手に6回3安打1失点12奪三振

 米大リーグ・メッツの千賀滉大投手は17日(日本時間18日)、本拠地レイズ戦に先発。6回3安打1失点で勝敗は付かなかったものの、MLBで自己最多の12奪三振という快投を見せた。チームは延長10回に主砲アロンソが劇的なサヨナラ3ランを放ち、8-7で逆転勝利。5勝目こそ逃したが、試合を作った千賀を指揮官は「見ていてとても楽しかった」と絶賛した。

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 気迫の投球だった。ア・リーグ東地区で首位を走り、MLB30球団で1位の勝率を誇るレイズを相手に三振を量産した。初回からエンジン全開で2三振を奪うと、3回までに7奪三振の快投。4回に2本の二塁打を浴びて先制を許したが、失点はこの1点のみ。6回は2つの四球で1死一、二塁のピンチを招くも、5番パレデスを一邪飛、6番ウォールズを見逃し三振に抑え、グラブを大きく叩いて雄叫びを上げた。

 メジャー自己最多の12奪三振の快投を見せるも、打線の援護がなく0-1とビハインドの状態で降板。5勝目はならなかったが、チームはその後追いつき、点の取り合いの末に逆転勝利を収めた。指揮官のバック・ショーウォルター監督は試合後、展開を振り返る中で自ら千賀の名前を挙げ、好投を称えた。

 試合を中継した地元放送局「スポーツネット・ニューヨーク」は試合後会見の動画をツイッターに公開。ショーウォルター監督は「全てはコウダイの投球に帰する。忘れてはいけない」と切り出し、「彼の中で最高の制球だった。これが(メジャーの環境に)落ち着いたことの兆候であることを願うよ」と称賛した。

 メジャートップのチーム打率、得点数を誇る強力レイズ打線を相手に6回3安打1失点。指揮官も「優れた打線を相手に、見ていてとても楽しかったよ」と誇らしげに快投を振り返った。

(THE ANSWER編集部)


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