カシメロが豪快ダウン奪取 強烈左フックも判定決着に日本ファンから厳しい声「僅差だった」
ボクシングの元WBO世界バンタム級王者で、現在は同スーパーバンタム級5位のジョンリエル・カシメロ(フィリピン)が13日、母国で行われたWBOグローバル・スーパーバンタム級タイトル戦に登場。王者フィリップス・ンギーチュバ(ナミビア)に3-0(116-110×2、114-112)の判定勝ちを収め、王座を獲得した。左フックでダウンを奪ったが、日本のボクシングファンからは「完勝って感じは全くしなかった」「ダウンと減点がなければドローな泥試合に感じた」などと厳しい声も上がっていた。
WBOグローバル・スーパーバンタム級タイトル戦
ボクシングの元WBO世界バンタム級王者で、現在は同スーパーバンタム級5位のジョンリエル・カシメロ(フィリピン)が13日、母国で行われたWBOグローバル・スーパーバンタム級タイトル戦に登場。王者フィリップス・ンギーチュバ(ナミビア)に3-0(116-110×2、114-112)の判定勝ちを収め、王座を獲得した。左フックでダウンを奪ったが、日本のボクシングファンからは「完勝って感じは全くしなかった」「ダウンと減点がなければドローな泥試合に感じた」などと厳しい声も上がっていた。
カシメロは6回、カウンターの左フックを豪快に炸裂させた。ンギーチュバは大の字にダウン。客席の母国ファンは大いに沸き立った。しかし、ンギーチュバは立ち上がって試合を続行。カシメロは仕留めきれず、判定決着となったが、3-0で勝利した。
ツイッター上の海外ファンからも「かなり拮抗した試合だった」などとコメントが集まっていたが、日本のボクシングファンからは厳しい声が寄せられた。「カシメロが予想以上に後半から失速したな」「完勝って感じは全くしなかった」「ダウンと減点がなければドローな泥試合に感じた」「ダウン無かったらわからなかったくらいの僅差だったと思うよ」などと書き込まれていた。
カシメロはWBO世界バンタム級王者時代に、21年12月に予定されたポール・バトラー(英国)との5度目の防衛戦直前、胃腸炎を理由に計量をキャンセル。中止の末、試合は今年4月に再設定された。ところが、今度は減量に関する規定違反でまたも中止に。度重なる問題を引き起こし、5月に王座を剥奪された。現在はスーパーバンタム級に転向している。
(THE ANSWER編集部)