MLBのデータ解析システム「スタットキャスト」を担当するデビッド・アドラー氏が来日

　来日して日本のプロ野球を“視察”している大リーグ公式サイトのデータ分析担当記者が、13日に神宮球場で行われたヤクルト戦を訪れた。主砲・村上宗隆の衝撃弾を目撃したが、思わぬ“お土産”もゲット。ツイッターで画像を公開し「取っておくよ」とご満悦な様子をつづっている。

　試合前でまだ客もまばらな神宮球場。ヤクルト―中日戦を観戦したMLBのデータ解析システム「スタットキャスト」を担当するデビッド・アドラー記者は、カップに入ったドリンクを手にしている。描かれているのは、背番号55のユニホーム姿でスイングしている村上。神宮球場で販売されている「村上宗隆のまるごとみかんサワー」を購入したようで、アドラー氏は目を丸くしている。

　アドラー氏は自身のツイッターで画像を公開。「NPBの3試合目―メイジジングウ」「1回…ムネタカ・ムラカミが流し打ちでホームラン」などとつづり、神宮名物の「傘」の絵文字も添えた。さらに「今日は弁当はなし。ムラカミのサイン入りドリンクを買った。カップを取っておくよ」とお土産をゲットしたことを報告した。

　アドラー記者は、11日に甲子園で行われた阪神―ヤクルト戦を外野席から観戦しており、その時は阪神・佐藤輝明外野手の「サトテルのトリプル牛肉弁当」を手にしてビールをすする写真を投稿。だが今回は弁当を食べず、ドリンクだけでの観戦となったようだ。

　この投稿に、ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）の取材で来日し、日本のさまざまな「食」をツイッターで紹介したMLB公式のマイケル・クレア記者も反応。返信として「ムラカミがヒートアップしてきた」と書き込むと、アドラー氏も「ムラカミ×2。1本は左中間、もう1本は右中間」と反応し、左中間に叩き込んだ1回の2ランだけでなく、右翼席に運んだ8回の6号2ランを目撃したことも報告している。