RKB×三井松島レディス開幕、岩井千怜が4番でスーパーショット

　女子ゴルフの国内ツアー・RKB×三井松島レディスが12日、福岡CC和白Cで開幕し、岩井ツインズの姉・明愛が7アンダーで単独首位、妹・千怜（ともにHonda）が6アンダーで2位となり、双子で初日1、2位発進という快挙を達成した。千怜は6番パー4で117ヤードの第2打をバックスピンをかけ、カップにねじ込む神技を披露。ネットで話題となった一打だったが、本人は「見えなかった」と振り返った。

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　本人も見えなかったピン付近でミラクルが起きた。6番パー4の第2打はピンまで117ヤード。ピッチングウェッジを振り下ろすと、ピンの2メートルほど手前で弾んで、いったんピンを通り過ぎたが、急激にバックスピンがかかってカップイン。歓声で気付いた岩井は思わずその場でバンザイして、同伴競技者らとハイタッチ。観客からの拍手を浴びた。

　JLPGA公式ツイッターが「スーパーショットで歓喜のハイタッチ　岩井千怜が6番で見事なイーグル!!!」と動画付きで速報した一打。ファンからも「これは吸い込まれとる（笑）」「ボール生きてるぅ」などの声が続々が上がっていたが、時間の経過とともに「ボールにAI電池搭載されてる？！」「強烈なバックスピンからのイーグル！　アマチュアの永遠の憧れですねぇ」など反響が広がっていた。

　また、同様にJLPGA公式インスタグラムでも公開され、こちらにも「地下鉄に乗ってるのに、思わず『すごっ』って仰け反っちゃいました」「スゴい入り方　お見事」などの声が寄せられた。

　ラウンド後に本人は「見えなかったので歓声で入ったのがわかりました」と振り返った一打。このイーグルもあって、この日は1イーグル、6バーディー、2ボギーの6アンダーで回り、姉・明愛と1打差の2位につけた。第2ラウンドは双子で同組に。「自分のことに集中。あまり姉妹という感じではなく、一人の選手。いつもと変わらずやりたい。もちろん勝ちたい気持ちがある」と意気込んだ。