大谷翔平も被る兜は「スポーツマンシップの要素さえある」 エ軍で今季見られる光景をMLB評価
米大リーグ・エンゼルスでは今季からホームラン後の選手を称えるセレブレーションに日本の「兜」を採用。大谷翔平選手も被って話題になった。MLB公式サイトでは「サムライ戦士」「良きスポーツマンシップの要素さえある」とこのパフォーマンスを評価している。
今季のHRセレブレーションをMLB公式が順位付け
米大リーグ・エンゼルスでは今季からホームラン後の選手を称えるセレブレーションに日本の「兜」を採用。大谷翔平選手も被って話題になった。MLB公式サイトでは「サムライ戦士」「良きスポーツマンシップの要素さえある」とこのパフォーマンスを評価している。
MLBが各球団のホームランセレブレーションをランク付けした記事で、エンゼルスは2位と高評価された。4月7日の本拠地ブルージェイズ戦から、鹿児島の甲冑工房丸武産業が製造した33万円の兜が用意され、トラウトが最初のパフォーマンスを行った。
記事では「サムライ戦士」と名付けられ、「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は様々な形で人々の心を釘付けにし、それはこの先何年も世界中の野球界に広がり続けるほどだ(言い方を変えよう:2026年、みんながあの中でプレーしたいと思うだろう)。しかし、日本代表のスリリングな優勝への歩みはこのリーグでもほぼ毎日のように印を残し続けている」と表現した。
WBCで日本代表が残した強烈なインパクトを、エンゼルスの「兜」にも感じている様子の記事では「エンゼルスが準備したサムライ戦士のヘルメットは、ショウヘイ・オオタニとその仲間たちがWBCでやったあらゆることの論理的な延長だ」と絶賛している。
さらに「それには良きスポーツマンシップの要素さえある」とし、「なんと言っても、ご存じのようにオオタニがWBCの最後に三振を奪った男であるマイク・トラウトは、オオタニと同じぐらいそれが似合っている」と記した。WBCでは敵同士だった大谷とトラウトが、同じ兜を被っている点にも注目していた。なお、1位にはマリナーズの「三本槍」パフォーマンスが選ばれている。
(THE ANSWER編集部)