吉田優利に憧れの先輩・上田桃子が粋な賛辞 54度目挑戦の「メジャーの勝ち方教えてもろたわ」
女子ゴルフの国内メジャー今季初戦・ワールドレディスサロンパス杯は7日、茨城GC西C(6780ヤード、パー72)で最終日が行われた。2打差の首位で出た吉田優利(エプソン)が3バーディー、4ボギーの73で回り、通算1オーバーでメジャー初優勝を果たした。21年9月のゴルフ5レディス以来、1年8か月ぶりのツアー通算3勝目。吉田と同じ辻村明志コーチに師事する先輩・上田桃子(ZOZO)は粋な賛辞を送った。
国内メジャー初戦・ワールドレディスサロンパス杯
女子ゴルフの国内メジャー今季初戦・ワールドレディスサロンパス杯は7日、茨城GC西C(6780ヤード、パー72)で最終日が行われた。2打差の首位で出た吉田優利(エプソン)が3バーディー、4ボギーの73で回り、通算1オーバーでメジャー初優勝を果たした。21年9月のゴルフ5レディス以来、1年8か月ぶりのツアー通算3勝目。吉田と同じ辻村明志コーチに師事する先輩・上田桃子(ZOZO)は粋な賛辞を送った。
雨にも負けず、風にも負けず、我慢比べとなった72ホールで国内メジャー初優勝を飾った吉田。ウィニングパットを決め、笑顔で同伴競技者やコーチをハグを交わした。そして、雨の中で待っていた一人が、吉田の尊敬する上田だった。「おめでとう、よく頑張ったね」と声をかけられ、ハグを交わした。
吉田にとって、上田は同じコーチに師事する先輩。優勝会見では「お手本。練習に向き合う姿勢も態度も、誰よりも素晴らしい。合宿も一緒で、人一倍練習している。あそこまでの領域に今はいけないと思うくらい、ゴルフとの向き合い方が圧倒的に素晴らしい」と憧れを口にしていた。
その上田は、4打差3位から出たものの、2バーディー、4ボギーの74と伸ばせず、通算6オーバーの3位。54度目のメジャー挑戦でも悲願のタイトルに届かなかった。ラウンド後に更新したインスタグラムで「またメジャー優勝は出来ませんでした。。。色んな感情が今はあります」と悔しさを隠さなかった。
一方で「しっかり整理してまた明日から次のメジャーに向けて練習したいと思います! 徹底的にやるしかない。それが1番感じた事ですね」などと前向きに記した。そして、吉田に向けては「優勝おめでとう さすがです」と祝福。「ゆっくり休んでまた来週ねー メジャーの勝ち方教えてもろたわ」とハートの絵文字付きで後輩に粋なメッセージを送った。
(THE ANSWER編集部)