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大谷翔平の同僚ウォルシュが壮絶告白「正直、地獄だ」 原因不明の病、奇行も繰り返した1年の裏側

米大リーグで大谷翔平投手が所属するエンゼルスで開幕から欠場が続いているジャレッド・ウォルシュ内野手。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のインタビューに答え、自身の現状について語った。1年あまり不眠症などの神経性の問題に悩まされていることを告白。4月下旬にフリー打撃を行い、6日(日本時間7日)の試合はベンチに入るなど、復帰に向け前進している29歳は「正直、地獄だった」「壁に向かって歩いたり奇妙な行動も取ってしまった」と闘病の日々を振り返った。

エンゼルスのジャレッド・ウォルシュ【写真:Getty Images】
エンゼルスのジャレッド・ウォルシュ【写真:Getty Images】

1年あまり不眠症などの神経性の問題に悩まされていることを告白

 米大リーグで大谷翔平投手が所属するエンゼルスで開幕から欠場が続いているジャレッド・ウォルシュ内野手。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のインタビューに答え、自身の現状について語った。1年あまり不眠症などの神経性の問題に悩まされていることを告白。4月下旬にフリー打撃を行い、6日(日本時間7日)の試合はベンチに入るなど、復帰に向け前進している29歳は「正直、地獄だった」「壁に向かって歩いたり奇妙な行動も取ってしまった」と闘病の日々を振り返った。

「エンゼルスのジャレッド・ウォルシュ、神経性の問題を告白『地獄だった』」。センセーショナルな響きの見出しで掲載された記事では、ウォルシュが陥った状況について「彼から最高のレベルで野球をする力を奪っただけでなく、睡眠まで奪った1年だった。震えることなく体を動かす能力さえ奪われたのだ」「彼から空間認識能力も奪った。歩いて壁にぶつかるこもあった。周りと自身の体の位置関係を把握することができなくなっていた」などと伝えている。

「正直、地獄だった」と告白したのはウォルシュ本人。今季は開幕から欠場が続き、4月下旬にようやくフリー打撃を行うまでになった。記事内で紹介されたコメントでは「何が起きているのか分からない。自分の体に何が起きているのか理解ができない。人生のピークの時、キャリア全盛期に。そして答えも見つからず、なぜ基本的なこともできないのかということも理解できない。とても不安だった」と苦しい胸の内が明かされている。

 記事によると、ウォルシュは病気を隠し続けていたという。胸郭出口症候群とも闘っており、8月に手術を受けたウォルシュは神経の問題がこれを悪化させたと思っているという。また、新型コロナウイルスに3度感染したことも問題に関係していると考えているという。神経性の問題を公にするのは、助けを求めることが唯一の選択肢だったため。本人は「キャリアを長くするためにも、人生を取り戻すためにも、しなければならない決断だった」と語ったという。

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