最大4点差を逆転勝ち、首位攻防初戦を制す

　米大リーグのエンゼルスは5日（日本時間6日）、本拠地レンジャーズ戦に延長10回5-4でサヨナラ勝ち。最大4点差、9回2死から3点差を追いつき、最後は大谷翔平投手の進塁打から“サヨナラ暴投”という意外な形で今季最長5連勝を飾った。首位攻防3連戦の第1戦に勝利。日本人も「エンゼルスらしくない勝ち方」と熱狂した。

　よもやの決着でエンゼルスが大逆転サヨナラを演じた。エンゼルスは外野手がフライを見失うミスのほか、失策2つがいずれも失点につながり、8回表までに0-4に。しかし、8回裏にトラウトのタイムリー、9回は2死から代打ウォラックの2点二塁打、さらにレンヒーフォが2ストライクまで追い込まれながらタイムリーで同点。土壇場で試合を振り出しに戻した。

　無死二塁から始まるタイブレイクの延長は表をエステベスが無失点に抑えると、その裏に無死一、二塁から大谷が進塁打。直後、代わったばかりの右腕スボールズはレンドンへの初球が暴投となり、予期せぬ形で勝利がエンゼルスに転がり込んだ。

　大谷は5打数無安打で8試合ぶりに快音なしに終わったものの、ネット上では「今年のエンゼルスどうした？？」「衝撃的な最後を目撃してしまった」「エンゼルスらしくない勝ち方」「今年のエンゼルス普通に強い」など驚きの声が続々と上がった。