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吉田正尚は「ああいう球を見逃さない」 541発レジェンドに続いた15年ぶり偉業に指揮官納得

米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚外野手は23日(日本時間24日)の敵地ブルワーズ戦に「4番・左翼」で出場。8回の第4打席で右越え2号ソロを放つと、打者一巡で回ってきた第5打席でも右越え3号満塁弾を放ち、1イニング5打点、初回の先制犠飛を含めて6打点の活躍を見せ、12-5の大勝につなげた。米メディアは吉田が15年ぶりに樹立した記録を紹介。アレックス・コーラ監督も「見ていて楽しかった」と称賛している。

1イニングに2本塁打を放ったレッドソックスの吉田正尚【写真:ロイター】
1イニングに2本塁打を放ったレッドソックスの吉田正尚【写真:ロイター】

ブルワーズ戦に「4番・左翼」で出場

 米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚外野手は23日(日本時間24日)の敵地ブルワーズ戦に「4番・左翼」で出場。8回の第4打席で右越え2号ソロを放つと、打者一巡で回ってきた第5打席でも右越え3号満塁弾を放ち、1イニング5打点、初回の先制犠飛を含めて6打点の活躍を見せ、12-5の大勝につなげた。米メディアは吉田が15年ぶりに樹立した記録を紹介。アレックス・コーラ監督も「見ていて楽しかった」と称賛している。

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 大爆発だった。1点ビハインドで迎えた8回にレッドソックスは3番ターナーの同点ソロの直後、吉田も連続HRで勝ち越し。攻撃に勢いをつけると、打者一巡の猛攻で2死満塁のチャンスで再び吉田に打席が回ってきた。0-2から高めの変化球を振り抜くと、打球はライトスタンド2階席へ飛び込むグランドスラム。この回だけで5打点という活躍に、ベンチの同僚たちも吉田の“アイデンティティ”ともいえるダンベルパフォーマンスの準備に取りかかった。

 マサチューセッツ州地元放送局「NBSスポーツ・ボストン」は「マサタカ・ヨシダがブルワーズ戦のモンスターなイニングでレッドソックスの歴史を作る」との見出しで記事を掲載。「ヨシダはレッドソックスでは殿堂入り選手デービッド・オルティスが2008年に記録して以来となる、同じイニングに2本塁打を放った選手となった」「ヨシダは、同じイニングに2本の本塁打を打ったわずか5人目のレッドソックスの選手だ」と記し、MLB通算541本塁打の記録を持つオルティス氏以来となる、チーム15年ぶりの記録となったことを紹介した。

 また「ダンベルを取り出せ! ヨシダが8回に2本の本塁打。グランドスラムを放つ」との見出しで記事を展開したMLB公式は「ヨシダとレッドソックスにとって励みになるパフォーマンスだった」と記したうえで、コーラ監督の談話も紹介した。

「マサ、彼はああいう球を見逃さない」「逆方向への意識。彼は正しい球をスイングした。強い打球を打ち上げ始めるために必要なことを彼は知っている。今日は良い球が2つ来た。2本目、あれは見ていて楽しかった」

 チームのレジェンドに続く記録を樹立した吉田はこの日、2本塁打を含む4打数2安打6打点の大暴れ。改めて存在感を示した。

(THE ANSWER編集部)

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