驚異的KO率93.1%の最強ボクサーに衝撃敗戦 ガルシア脱帽「呼吸ができない。下から凄いのを…」
世界3階級制覇王者で現WBA世界ライト級正規王者ガーボンタ・デービスが22日(日本時間23日)、米ラスベガスのT-モバイルアリーナで元WBC世界同級暫定王者ライアン・ガルシア(ともに米国)に7回KO勝ちした。米国で高い人気を誇る無敗同士の激突。左フックの戦慄ダウンの動画を米メディアが公開した中、敗れたガルシアは「呼吸ができなかった」と脱帽した。戦績は28歳のデービスが29勝(27KO)、24歳のガルシアが23勝(19KO)1敗。
世界的スーパースターの全勝対決はデービスに軍配
世界3階級制覇王者で現WBA世界ライト級正規王者ガーボンタ・デービスが22日(日本時間23日)、米ラスベガスのT-モバイルアリーナで元WBC世界同級暫定王者ライアン・ガルシア(ともに米国)に7回KO勝ちした。米国で高い人気を誇る無敗同士の激突。左フックの戦慄ダウンの動画を米メディアが公開した中、敗れたガルシアは「呼吸ができなかった」と脱帽した。戦績は28歳のデービスが29勝(27KO)、24歳のガルシアが23勝(19KO)1敗。
将来期待のガルシアが悶絶した。身長とリーチの優位を生かし、圧力を掛ける展開。しかし、2回にカウンターの強烈な左フックをもらい、ダウンを先取された。さらに7回1分20秒頃に左ボディーをもらう。一度は我慢したが、数秒後に膝をついてダウン。10カウントを数え、KO負けとなった。
米スポーツチャンネル「ショータイム」公式ツイッターは、1度目のダウン動画を公開。米ファンは「殺し屋の本能」「完璧だ!」と衝撃を受けていた。一方、ガルシアはリング上でデービスとハグ。インタビューで「タンク(デービスの愛称)は強い。脱帽する。ここまで舌戦を繰り返したけど、彼は強かった。グレートな選手と同じリングに立てて光栄だ。本当に君は凄かったよ」と称賛した。
さらに7回に受けたボディーについて、「いいパンチが決まった。凄いパンチをもらった。リカバーするのが難しかった。下から凄いのをくれた。呼吸ができなかった。あの後、立ち上がるつもりだったけど、できなかった」と振り返った。デービスのKO率は驚異の93.1%となった。
(THE ANSWER編集部)