タイソンがフルトンと対面

　ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥（大橋）の挑戦を受けるWBC＆WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者スティーブン・フルトンが、元世界ヘビー級王者マイク・タイソン氏（ともに米国）と対面したようだ。7月25日に東京・有明アリーナで対戦。かつての最強レジェンドと一緒に撮った画像を公開すると、米ファンから「彼はどれだけビッグマッチか知っている」と反響が集まった。

　強力すぎる援軍がついた。フルトンは屋外で「TYSON」のロゴが入った黒いグラブを着用。ポーズを取り、隣で肩を組んでいるのがタイソンだった。笑顔で母国の後輩王者を指差している。他にはグータッチを交わす場面も。決戦に向けて対面を果たしたようだ。

　画像をツイッターに公開したフルトンは、文面に「俺がトウキョーでこれをすれば俺はレジェンドだとマイクは言った」と記して投稿。別の投稿でも2ショットを公開し、「マイク・タイソンの“タイソンプロ”という新しいボクシンググラブを受け取った最初の人に」と“援護”を受けたようだ。米ファンからは期待の声などが上がっている。

「これ大好き」
「このファイトを実現させ、（フルトンが）彼の母国に行く。リスペクトしかないよチャンプ」
「彼は正しい」
「すでにレジェンドだよチャンプ」
「あなたはいずれにせよレジェンドだ」
「彼はこのファイトがどれだけビッグなのか知っている」
「あなたはそれにふさわしい、チャンプ！」
「あなたとマイクは同じ身長なの？」

　タイソン氏は最近になって米スポーツ専門局「ESPN」の番組「ファースト・テイク」に出演。司会のスティーブン・A・スミス氏に「あなたが思う、相応しい評価を受けられていないボクサーはいますか？」と投げかけられると、井上の名前を挙げるなどフルトン戦に注目していた。