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大谷翔平の相棒負傷でエンゼルスに新たな“危機” 「選択肢多くない」捕手の人材不足をLA紙懸念

米大リーグ・エンゼルスのローガン・オホッピー捕手は、20日(日本時間21日)に行われた敵地ヤンキース戦の9回の第4打席でスイングした際に、左肩を痛めて負傷交代。涙を浮かべながらベンチに下がった。大谷翔平投手の新たな相棒として今季注目を集めていた23歳捕手の負傷を受け、米地元紙は「他に選択肢が多くない」とエンゼルス捕手陣の選手層の薄さと、今後の戦いに向けて“危機”を示している。

エンゼルスのローガン・オホッピー【写真:ロイター】
エンゼルスのローガン・オホッピー【写真:ロイター】

オホッピーがヤンキース戦で涙の負傷交代

 米大リーグ・エンゼルスのローガン・オホッピー捕手は、20日(日本時間21日)に行われた敵地ヤンキース戦の9回の第4打席でスイングした際に、左肩を痛めて負傷交代。涙を浮かべながらベンチに下がった。大谷翔平投手の新たな相棒として今季注目を集めていた23歳捕手の負傷を受け、米地元紙は「他に選択肢が多くない」とエンゼルス捕手陣の選手層の薄さと、今後の戦いに向けて“危機”を示している。

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 ヤンキースに3-9で敗れ、2連敗で東海岸遠征を終えたエンゼルス。9回表に痛恨の事態が待っていた。先頭打者として打席に入ったオホッピーは、4球目のスライダーを強振すると、バッターボックス内で尻もちをつくように座り込み、左肩付近を手で押さえた。打球は三塁線を破ってこの日3本目の安打となったが、オホッピーは一塁の塁上でヘルメットを地面に叩きつけると、目頭を押さえた。一塁コーチが寄り添うも涙は止まらず、そのまま負傷交代となった。

 痛めた左肩の状態は現時点で不透明だが、戦線離脱の可能性がある状況に、米地元メディアも気を揉んでいる。米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は、「ローガン・オホッピーが肩を負傷、投手陣の低迷:アウェイ連戦を振り返り」との見出しを打って記事を公開。「オホッピーの肩の怪我は、彼がチーム最高の捕手であることだけでなく、他に選択肢が多くないことでも懸念材料だ」と、捕手の選手層の薄さを指摘している。

「マックス・スタッシは家族の事情と臀部の怪我からの復帰を目指している。マット・サイスは最近、2度の打撃妨害によりエンゼルスの勝利を逃す原因となった。他にいるのは控えのチャド・ウォーラックだけだ」

 エンゼルスは現在、怒涛の17連戦の真っ最中。ボストン、ニューヨークでの計7試合を終えて、21日(同22日)から本拠地でロイヤルズとの3連戦を戦う。その初戦では大谷の今季5度目の登板が予定されているが、相棒として誰が先発のマスクを被るのか。

(THE ANSWER編集部)


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