大谷翔平VSジャッジでMLB記者も議論紛糾 主役は「オオタニ。終わり」「ヤ軍所属なら全会一致」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)から、敵地でヤンキースとの3連戦に臨む。昨季ア・リーグ最多本塁打記録を更新する62本塁打を放ち、MVPを獲得したアーロン・ジャッジ外野手にも注目が集まる中、MLB公式サイトでは「どちらがメインか?」と記者たちが徹底討論。「ああ。それはショウヘイ・オオタニだ。終わり」と一言目から結論付ける者もおり、座談会では大谷支持が優勢となった。
MLB公式の記者たちがヤンキース―エンゼルス戦前に座談会
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)から、敵地でヤンキースとの3連戦に臨む。昨季ア・リーグ最多本塁打記録を更新する62本塁打を放ち、MVPを獲得したアーロン・ジャッジ外野手にも注目が集まる中、MLB公式サイトでは「どちらがメインか?」と記者たちが徹底討論。「ああ。それはショウヘイ・オオタニだ。終わり」と一言目から結論付ける者もおり、座談会では大谷支持が優勢となった。
「ショウヘイVSジャッジ:誰がメインイベントか?」との見出しで掲載された記事。「マイク・トラウト、ジャッジ、オオタニが現在の球界で最も名高く、認識できる選手だということは多くの人が同意するところだろう。この3人が今週ブロンクスで一堂に会する。そこでこの中で誰が『一番の見どころ』か、MLB公式の座談会を行った」と徹底討論の様子を伝えた。
ホスト役を務めたアリソン・フーター記者が「ここ数年でオオタニとジャッジがしていることを鑑みれば、この2人のどちらかだと思うが『最有力』は?」と呼び掛けると、マイク・ペトリエロ記者は「ああ。それはショウヘイ・オオタニだ。終わり」と一瞬で断言していた。
ペトリエロ記者は続けて「OK、説明しよう。みんなWBCは見ただろう? ここ2年を見て、オオタニのプロフィールがこれよりもさらに名高くなるとは、さらに必見なものになるとは思えなかった。あのトーナメントを見て、特にあの結末を見て、私の考えは変わった」と考えを明かした。3月のWBCでも二刀流の活躍でMVPを獲得し、日本代表を3度目の世界一に導いたその功績に心打たれた様子だった。
さらにデビッド・アドラー記者は「現在の球界で絶対に絶対に必見の最大のイベントはダントツでオオタニが投打で出場する試合だ」と、大谷の投打同時出場の試合が最も注目を浴びると指摘。「ジャッジは毎週62本目の本塁打を打つことはできない」とも意見を語った。
さらにサラ・ラングス記者も「オオタニであるべきだと思う。ジャッジやトラウトを軽んじるつもりはないが、WBC期間中に彼が追いかけられている様子を生で見ていると、オオタニを否定するのは難しく、そして否定するべきでは決してない。定義上、かつて誰もやったことがないことをしているのは別次元だ」と歴史を塗り替え続けている大谷を支持した。