ボクシング連盟が反論 助成金分配は「遺憾ながら事実」 会長接待は「全く的外れ」
日本スポーツ振興センター(JSC)から交付された助成金の不正流用の疑いが浮上した日本ボクシング連盟が1日、公式サイトを更新。一度は投稿は掲載分が削除されたことについて「誤って作成途中の文章が掲載されてしまいました」と釈明した上で改めて「ご報告(2)」を掲載している。
一度は削除されるも…公式サイトで「ご報告(2)」を改めて掲載
日本スポーツ振興センター(JSC)から交付された助成金の不正流用の疑いが浮上した日本ボクシング連盟が1日、公式サイトを更新。一度は投稿は掲載分が削除されたことについて「誤って作成途中の文章が掲載されてしまいました」と釈明した上で改めて「ご報告(2)」を掲載している。
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報告書は「1.成松大介選手の件」「2.国体の隔年開催について」「3.コーチ謝金の不正流用について」「4.不正審判の件」「5.会長接待の件」の5項目によって記載されている。
助成金240万円を山根会長の指示で3分割し、助成対象ではない別の2選手にも80万円ずつ渡していたとされる成松大介の件については「遺憾ながら、これは事実です」と認めている。
一方で「山根会長は自分の財産を売却するなど工面し、常務理事の一人を通じて成松選手に対し、160万円を返却しております」としている。
そのほかに浮上していた「コーチ謝金の不正流用」「不正審判」など件については否定。また山根明会長に対する過剰接待についても「告発側の言い分は、全く的を外れています」とこちらも真っ向から否定している。
今回の文書については、午後に一度掲載されたが、すぐに削除された。直後に「誤って作成途中の文章が掲載されてしまいました」と釈明文を掲載し、改めてアップされたものだった。
(THE ANSWER編集部)