12Kダルビッシュの「握りを見てよ」 MVP男を崩した驚きの118キロに米注目「美しきものだ」
米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手は16日(日本時間17日)、本拠地でのブルワーズ戦に先発。7回4安打1失点の好投を見せたが打線の援護がなく、チームが0-1で敗れて今季2敗目を喫した。それでも12三振を奪ったダルビッシュが、この試合で投じた118キロのスローカーブに米ファンからは「美しきものだ」「この握りを見てよ」「エグい」などと称賛の声が上がっている。
ブルワーズ戦に先発、7回1失点の好投も今季2敗目
米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手は16日(日本時間17日)、本拠地でのブルワーズ戦に先発。7回4安打1失点の好投を見せたが打線の援護がなく、チームが0-1で敗れて今季2敗目を喫した。それでも12三振を奪ったダルビッシュが、この試合で投じた118キロのスローカーブに米ファンからは「美しきものだ」「この握りを見てよ」「エグい」などと称賛の声が上がっている。
打者のタイミングを完全に狂わせた。毎回の12奪三振と好投したダルビッシュ。注目を浴びた一球が3回、2018年リーグMVPイエリッチから空振り三振を奪った緩いカーブだ。鋭い腕の振りから美しく弧を描き、縦にドロンと落ちたボール。崩されたイエリッチはバットに当てることができなかった。
実際の映像を投球分析家ロブ・フリードマン氏がツイッターに公開。「ユウ・ダルビッシュ、ゴージャスな73マイル(約117.5キロ)のスローカーブ」とつづった。また米スポーツメディア「バーストゥール・スポーツ」の野球版ツイッターも「ユウ・ダルビッシュのスローカーブは美しきものだ」と注目。それぞれの投稿に米ファンからは「これは完璧なカーブ」「この握りを見てよ」「チェンジアップ/カーブ=チャーブ」「エグい」などと反響が集まっていた。
ダルビッシュはこの日、18年&19年の首位打者でもあるイエリッチを3打席連続三振に仕留めるなど完全に封じた。不運なボークも絡んだ1失点に泣き、敗戦投手にはなったものの、日米通算102度目の2ケタ奪三振で野茂英雄氏を抜く日本歴代単独2位に浮上した。
(THE ANSWER編集部)