「ごみ拾いはスポーツだ!」 7月世界水泳福岡へ、萩野公介さんが子どもたちとイベント参加
萩野さん「こんなに綺麗な海の底にごみが眠っていたとはビックリです」
萩野さんはダイバーチームと力を合わせ、海底ごみの引き上げもお手伝い。苦戦する場面もあったが、最終的には自転車や釣り網など、大型のごみを引き上げた。参加者からは「こんな大きいごみが海にもあるんだ」「誰が捨てたのだろう」と反応は様々。萩野さんも「一体どこからこのももち浜に辿り着いたんだ? こんなに綺麗な海の底にごみが眠っていたとはビックリです」と驚いた。
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制限時間45分間で集まったごみの総重量は157.26キロ。1位の3.9キロは2位より少なかったものの、高ポイントが多く合計612ポイントをたたき出した。ダイバーチームのごみを加えた団体戦では、4チームのうちBグループが勝利。勝利チーム全員に世界水泳福岡公式グッズがプレゼントされた。
参加者からは「世界水泳には色んな国の選手が集まるため、“福岡は綺麗な街”だと思ってもらいたい」「楽しかったので、また参加したい」とポジティブな反応が寄せられた。萩野さんと同じチームだった小学生は、「萩野さんは体力があるから、たくさんごみを拾ってくれて感謝です」と話した。
第2部では、福岡出身のアーティスト・しばたみなみさんが講師となり、洋服のハギレや海の漂流物などを使ったアート作品を作るワークショップを開催。テーマは“博多湾のサカナたち”。萩野さんも参加者とともに世界に一つだけのオリジナルアートを作った。
作品のこだわりを聞かれた萩野さんは、「紫色が好きなので、取り入れました。あとは、海外のパッケージなどで異国の文化を入れて、日本の文化も残しました。本当はもっとコミュニケーションをとって取り組むつもりだったのですが、集中しすぎて無言で作業してしまいました」と苦笑いした。
最後に「僕は海外から来てくれる選手に向けて作りましたが、参加者がそれぞれの想いを込めた作品だと思うので、完成が楽しみです」と締めくくった。参加者の作品は一度回収され、しばたさんが一つのアート作品にしていく。完成品は世界水泳会場に展示予定だ。
(THE ANSWER編集部)