有村智恵がホールインワン達成「めちゃくちゃ嬉しい」 最多タイ6度目、休養→スポット参戦で快挙
女子ゴルフの国内ツアー・KKT杯バンテリンレディスオープンは15日、熊本空港CC(6523ヤード、パー72)で2日目が行われた。今季初出場の有村智恵(フリー)が8番パー3で自身ツアー6度目となるホールインワンを達成。賞金20万円を獲得した。1イーグル、1バーディー、2ボギーの71で回り、暫定20位に浮上した。会見では「今回は完全に喜びました」と地元・熊本で達成したことに喜びを語った。
国内ツアー・KKT杯バンテリンレディスオープン
女子ゴルフの国内ツアー・KKT杯バンテリンレディスオープンは15日、熊本空港CC(6523ヤード、パー72)で2日目が行われた。今季初出場の有村智恵(フリー)が8番パー3で自身ツアー6度目となるホールインワンを達成。賞金20万円を獲得した。1イーグル、1バーディー、2ボギーの71で回り、暫定20位に浮上した。会見では「今回は完全に喜びました」と地元・熊本で達成したことに喜びを語った。
嬉しいエースが173ヤードの8番パー3で飛び出した。4Uを使った有村の第1打は、ピン手前3メートルに落ちてそのままカップイン。「(快挙の瞬間は)見えました。打ち下ろしのホールで風も強い。どこに落ちるかを見ていたら、ギャラリーの方が手を挙げてくれたので分かりました」と振り返った。
2021年ヨネックスレディス第2ラウンドの14番で達成して以来、自身6度目のホールインワン。熊本県民テレビから賞金20万円も贈呈された。「めちゃくちゃ嬉しかったです。とにかく難しいショットで、風をもろに影響受ける。一か八かみたいなショットだったけれど、手応えがあり、気持ちよく出たとボールを見ていたら入ってくれた。結果につながってくれて嬉しい」と笑顔を見せた。
「完全に狙ってました」という6度目の達成はツアー最多タイ。先に藤田さいきが昨年のフジサンケイレディスで達成しており「先に行かれたというのがあった。諦めていたけれど、ここで取れた。明日もう一回と思ってやりたい」と話した。
ツアー通算14勝の実力者だが、2018年のサマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメントを最後に優勝からは遠ざかっている。昨年11月に自身のインスタグラムで、最終QTに出場せず、当面休養することを表明していたが、3月に入ってから慣れ親しんだコースでの大会にスポット参戦が確定。「経験と地の利が凄く助けてくれている」と振り返った。
最終日はさらなる上位を目指す。「(この日は)8番ホールでカメラも誰もいなくて寂しかったので、明日は勝負かかっているところでもう一度いい思い出を作りたい」と笑った。今大会を終えれば再び休養する見込み。「熊本に帰ってきた意味があったと思う。私も幸せですし、熊本の皆さんに楽しんでもらえたいいなと思います。あわよくば優勝争いをしたい」と話した。
(THE ANSWER編集部)