死球ぶつけた投手が突然マウンドで涙 「何が起きた?」と米困惑も理由判明「少なくとも…」
米大リーグ・レッドソックスは12日(日本時間13日)の敵地レイズ戦に7-9で敗れた。この試合で、相手選手に死球を与えたレッドソックス投手が突如、マウンド上で涙を流すシーンがあった。「何が起きた?」と米ファンからも困惑の声が上がっていたが、のちに判明した事実を米メディアが伝えている。
レイズ―レッドソックス戦でのワンシーン
米大リーグ・レッドソックスは12日(日本時間13日)の敵地レイズ戦に7-9で敗れた。この試合で、相手選手に死球を与えたレッドソックス投手が突如、マウンド上で涙を流すシーンがあった。「何が起きた?」と米ファンからも困惑の声が上がっていたが、のちに判明した事実を米メディアが伝えている。
思わぬ涙を見せた。5回、レッドソックスのザック・ケリー投手が右打者ディアスに投じた5球目が、左肘付近に当たってしまった。ディアスは一塁へ歩いたが、マウンドで宙を見つめたケリーは突如しゃがみ込み、両手で顔を覆った。チームメイトが心配して近寄る中、右肘を左手で抑える姿も。降板となり、ケリーは涙を拭いながらベンチに引き揚げていった。
米フロリダ州地元局「バリー・スポーツ・サン」のレイズ専門ツイッターは「5回に降板しなければいけなかったレッドソックスの右腕ザック・ケリーが大事に至らないことを祈ります」とつづり、動画を公開。「何が起きた?」と心配する米ファンの声も書き込まれたが、その後に米誌「スポーツ・イラストレイテッド」は「レッドソックスがリリーバーのザック・ケリーを15日間の故障者リストに入れた」と報じた。
同誌は「レイズ戦で明らかな肘の怪我を負い、涙を流して5回に降板した後、レッドソックスはザック・ケリーを15日間の故障者リストに入れた」とケリーが右肘を傷めたことを記した。「ケリーが肘の痛みを訴えるのは初めてではない。右肘の内側側副靭帯を断裂し、2020年にトミー・ジョン手術を受けている。水曜日にケリーが同じような怪我を負ったかどうかはまだ示されていない。しかし、現時点で彼の腕を少なくとも2週間休ませることになる」と伝えている。
(THE ANSWER編集部)