佐藤冴香が初戦突破 次戦はリオ五輪金メダリストと左対決「相手よりも暴れ回る」
バドミントンの世界選手権は31日に中国・南京市ユースオリンピック公園アリーナで第2日を行い、女子シングルスの佐藤冴香(ヨネックス)は、2回戦でマレーシアの選手をストレート(21-15、21-11)で下して初戦を白星で飾った。試合後は「昨年は1回戦で負けてしまったので、勝てて良かった。緊張はもちろんしましたけど、世界選手権では格下の選手でも粘って食らいついてくるというイメージを持って、簡単には勝てないと思っていたので、焦ることはありませんでした」と安堵の表情を浮かべた。
世界選手権初戦突破、次戦はリオ金メダルの強敵マリン「120%でやり切りたい」
バドミントンの世界選手権は31日に中国・南京市ユースオリンピック公園アリーナで第2日を行い、女子シングルスの佐藤冴香(ヨネックス)は、2回戦でマレーシアの選手をストレート(21-15、21-11)で下して初戦を白星で飾った。試合後は「昨年は1回戦で負けてしまったので、勝てて良かった。緊張はもちろんしましたけど、世界選手権では格下の選手でも粘って食らいついてくるというイメージを持って、簡単には勝てないと思っていたので、焦ることはありませんでした」と安堵の表情を浮かべた。
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試合では、持ち味である左の強打を生かすため、フォアからクロスへ打ち込むカットを織り交ぜて相手を翻ろう。第1ゲームを21-15で制した。第2ゲームは、序盤のリードを生かせずに中盤で追いつかれたが、10-10から9連続得点で引き離し、21-11で押し切った。前回大会の教訓を生かし、追い込まれる想定をしていたことで、余裕を失わずに対処できたという。
緊張感が漂う初戦を突破し、プレッシャーから解放された。3回戦は、2014年、15年に連覇を成し遂げ、2016年のリオデジャネイロ五輪でも金メダルを獲得した、第7シードのカロリーナ・マリン(イタリア)と対戦する。サウスポー対決となるが、佐藤は「(五輪の)金メダリストを相手にどこまでできるか。120%でやり切りたい。左同士で、相手はやりにくいのではないかと思うけど、私は気にならない。日本代表でも高橋沙也加(日本ユニシス)選手と打っている。挑戦者なので、思い切りやれる。大きな声を出して、相手よりも暴れ回りたい」と強い意気込みを示した。