米ファン悶絶「これは痛くて泣ける」、勇敢な姿勢に「彼こそ男だ」の声も

　見事にセーフとなったが、すぐさま左顔面を抑え、苦悶の表情を浮かべるプロファー。図らずも足が入ってしまったグリエルもすぐさま近寄り、心配そうに肩に手をやった。騒然とした空気の中でいったん、ベンチに下がったプロファー。しかし、しばらくすると左頬にテーピングを施し、元気に飛び出してきた。これには球場も敵味方のファン関係なく大喝采だ。

　どちらも懸命なプレーによって生まれてしまった悲劇。MLB公式インスタグラムが動画を公開すると、コメントが相次いだ。

「これは痛くて泣けるね」「大事に至らなかったのは良かった」「これは笑えないな、酷い怪我になりかねなかった」と大きな怪我がなく安堵した声のほか、「彼はタフだ」「彼こそ男だ」とグラウンドに立ち続けた勇敢なプロファーを称賛する声も。「サッカー選手だったら10分間転がり続けただろうね」と揶揄するファンもいた。

　結果的にこの一打で二塁走者が生還し、決勝タイムリーとなり、さらにこの回3得点を演出し、チームは4-3で接戦をものにした。なかでも、プロファーの必死のプレーと鉄人のようなガッツは称賛に値するものだった。