NBA最終戦で惨事連発 味方殴って強制送還、壁殴って骨折した選手も 呆れた米ファン「未熟だ」
米プロバスケットボール(NBA)は9日(日本時間10日)、レギュラーシーズン最終戦を迎えた。大混戦となっていた西カンファレンスではティンバーウルブズがペリカンズに113-108で勝利。プレーイン第8シードの座を確保したが、試合中には惨事が相次いだ。ジェイデン・マクダニエルズが壁を殴って右手を骨折すると、タイムアウト中には内紛が発生。口論の末にチームメートにパンチしたルディ・ゴベアが試合中に“強制送還”された。一触即発の場面が動画で公開されると「未熟」「軟弱」「出場停止処分を受けてほしい」と非難の声が殺到した。
ティンバーウルブズはPS前に大きな痛手
米プロバスケットボール(NBA)は9日(日本時間10日)、レギュラーシーズン最終戦を迎えた。大混戦となっていた西カンファレンスではティンバーウルブズがペリカンズに113-108で勝利。プレーイン第8シードの座を確保したが、試合中には惨事が相次いだ。ジェイデン・マクダニエルズが壁を殴って右手を骨折すると、タイムアウト中には内紛が発生。口論の末にチームメートにパンチしたルディ・ゴベアが試合中に“強制送還”された。一触即発の場面が動画で公開されると「未熟」「軟弱」「出場停止処分を受けてほしい」と非難の声が殺到した。
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チームメートが必死に引き離さざるを得なかった。第2Qのタイムアウト中、ティンバーウルブズベンチは乱闘寸前の騒ぎとなった。米スポーツ専門局「ESPN」が伝えた関係者談によると、ゴベアと対峙したカイル・アンダーソンが「ヘイ、ブロックを決めたらどうだ?」とけしかけると、ゴベアも「リバウンドをとったらどうだ?」と応戦し、口論になったという。
アンダーソンが「黙れ、くそ野郎」と言い放った瞬間にゴベアはヒートアップし、胸にパンチを繰り出した。アンダーソンが反撃する前にチームメートが2人を引き離して騒動は収まったが、ゴベアは残り時間を欠場。試合後、チームはゴベアを自宅へ送り返したことを明らかにした。
最終戦で起こった一連の騒動の動画を、同局の公式インスタグラムが「カイル・アンダーソンとルディ・ゴベアの口論」と添えて公開すると、米ファンからは「ゴベアはとても軟弱」「ルディは大人じゃない。未熟だ」「出場停止処分を受けてほしい」などと批判的なコメントが寄せられた。
また、第1Qにはジェイデン・マクダニエルズが選手用通路の壁を殴り、右手を負傷。映像は中継でも映し出された。ESPNは「見たところ2つ目のファウルをもらったことに対する反応」だと報じた。後のレントゲン診断では右手骨折で今季絶望であることが分かったという関係者談を伝えた。
11日(同12日)には第7シードのレイカーズとのプレーインを迎えるが、ESPNによると、マクダニエルズだけでなく、騒動を起こしたゴベアも謹慎処分となり、出場できない可能性があるという。ポストシーズンを前にティンバーウルブズは大きな痛手を負う形となった。
(THE ANSWER編集部)