陥落アフマダリエフを支持したジャッジに海外疑問 118-110は「理解不能」「どうなってる」
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチが8日(日本時間9日)、米テキサス州で開催され、2団体統一王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)が挑戦者マーロン・タパレス(フィリピン)に1-2(113-115×2、118-110)で判定負けし、王座陥落した。まさかのキャリア初黒星となったが、海外記者からは「118-110」のスコアをつけたジャッジに疑問の声が上がっている。
WBAスーパー&IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチが8日(日本時間9日)、米テキサス州で開催され、2団体統一王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)が挑戦者マーロン・タパレス(フィリピン)に1-2(113-115×2、118-110)で判定負けし、王座陥落した。まさかのキャリア初黒星となったが、海外記者からは「118-110」のスコアをつけたジャッジに疑問の声が上がっている。
判定にもつれる接戦を制したのは挑戦者タパレス。判定を聞くと感極まった表情を浮かべ、陣営と抱き合った。一方、陥落したアフマダリエフはうなだれた。権威ある米専門誌「ザ・リング」のライアン・ソンガリア記者も「サンアントニオで大きな番狂わせ」とツイッターで驚いた一戦。会場もどよめいた。
一方、ツイッター上の海外記者からは「118-110」でアフマダリエフが制したと判定したジャッジに疑問の声も上がった。フィリピンメディア「ザ・ライバリー」のシド・ベンチュラ記者は「明らかに接戦だったから、アフマダリエフに118-110のスコアカードは理解できない」と記し、米メディア「スポーティング・ニュース」のアンドレアス・ヘイル記者も「アフマダリエフとタパレスのスコアカードはいったいどうなってるんだ? 2人が115-113でタパレス(正しい)で1人が118-110でアフマダリエフ(いったいどういうこと????)」と投稿していた。
7月にWBC&WBO同級王者スティーブン・フルトンに挑戦する井上尚弥にとって、もう一人の標的王者だったアフマダリエフ。まさかの敗北で王座を失った。
(THE ANSWER編集部)