ブルージェイズ戦に「3番・DH」で出場

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は8日（日本時間9日）、本拠地ブルージェイズ戦に「3番・DH」で出場。4回に右翼線二塁打を放った。アウトコース低めの難しいボールを、最後は片手で拾うような形に。前日も同じような打球を放っており、米記者からは「また外角低めのオフスピードピッチを引っ張った」と驚きの声が上がっていた。

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　この球を二塁打にした。1-4と3点を追う4回無死一塁の打席。大谷は相手先発ベリオスが投じた128キロのチェンジアップに反応した。外角低めに落ちる難しいボール。体が前に出されながらも、最後は右手で拾うようにして右翼線に運ぶ二塁打にした。

　大谷がボールを捉えた瞬間の画像をMLB公式のブレント・マグワイア記者がツイッターに公開。「ショウヘイ・オオタニがまた外角低めのオフスピードピッチを引っ張って二塁打にした」と驚きを記した。大谷は前日のブルージェイズ戦の8回にも外角の球に崩されながらも右翼線二塁打。“片手打ち”で連日の長打となった。

　また米ロサンゼルスの地元放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」の中継では、解説のエンゼルスOB投手マーク・グビザ氏が「これも非常に良い球でしたが、ショウヘイがまた、カバーできる範囲の広さを見せました。コーナーいっぱいの球をああやって打つことができるなんて…チェンジアップです。投手からすれば完璧なところに投げましたが、ショウヘイはまた手をしっかり残しました」と称賛していた。