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西本拳太「まさかここで…」 天井から水漏れも初戦突破「5点に1回くらい落ちて来た」

バドミントンの世界選手権が30日、中国・南京市で開幕し、男子シングルス1回戦に出場した西本拳太(トナミ運輸)は、イタリア選手にストレート(21-13、21-18)で勝利した。初出場の緊張感が漂う試合で、第2ゲームでは、天井から液体が落ちてコートが濡れるアクシデントにも見舞われたが、しっかりと勝ち切った。試合後は「初めての世界選手権で勝ちという形で終えられて良かったです。初戦ということも、世界選手権という大きな舞台ということもあり、初めてで余計に緊張したのかなと思います」と話した。

バドミントンの世界選手権での西本拳太【写真:大会公式サイト】
バドミントンの世界選手権での西本拳太【写真:大会公式サイト】

世界選手権男子単1回戦、天井から液体が落ちるアクシデント乗り越えた

 バドミントンの世界選手権が30日、中国・南京市で開幕し、男子シングルス1回戦に出場した西本拳太(トナミ運輸)は、イタリア選手にストレート(21-13、21-18)で勝利した。初出場の緊張感が漂う試合で、第2ゲームでは、天井から液体が落ちてコートが濡れるアクシデントにも見舞われたが、しっかりと勝ち切った。試合後は「初めての世界選手権で勝ちという形で終えられて良かったです。初戦ということも、世界選手権という大きな舞台ということもあり、初めてで余計に緊張したのかなと思います」と話した。

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 試合会場の感覚を確かめながらプレーした第1ゲームは、序盤に苦労した。西本は「風は特にないと思うけど、まったく手の内を知らない相手だったので、難しい部分があった」と振り返った。ストレートのスマッシュを外して最初のポイントを失い、なかなかコントロールが定まらなかった。なかなか連続ポイントを奪えない展開が続いたが、11-9で前半を終えた。ようやく点差が開いたのは、14-13から。じっくりとラリーをする西本に対し、攻め急ぐ相手のミスが目立つようになり、西本が7連続得点で一気にゲームを押し切った。

 第2ゲームも中盤まで点差の離れない展開で進み、中盤以降は連続ポイントを重ねることで徐々に相手を引き離したが、終盤には追い詰められた。それでも最後は得意のスマッシュをたたき込み、21-18で逃げ切った。試合を通してスマッシュがネットにかかることが多かった点については「羽根が飛ばない分、すごく高い球を上げられると、落ちてくるのも遅くて、タイミングのつかみ方が少し難しかった。最後は、良いコースに決まってくれて良かったけど、序盤から修正できるようにしたい」と話した。

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