パイレーツ戦に「4番・レフト」で先発

　米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚外野手が3日（日本時間4日）、本拠地パイレーツ戦に「4番・左翼」で先発出場。2点を追う1回1死二塁の打席で左翼のグリーンモンスターを越えるメジャー1号2ランを放った。自慢のパワーに米記者も「これだけ強いグリーンモンスター越えの打球を打てる左打者はそんなにいない」と仰天していた。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今　2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
（W-ANS ACADEMYへ）

　そびえたつ高い壁を越えた。1-3と2点を追う1回1死二塁の第1打席、吉田は相手先発オビエドが投じた154キロを振り抜いた。打球は左翼の名物グリーンモンスターを越える同点2ランに。メジャー1号はデビュー4戦目で飛び出し、ベンチでは「マッチョ」の愛称を表すダンベルを手に笑顔を見せた。

　ツイッター上の米記者たちも驚きの声を上げた。米スポーツ専門局「ESPN」のジューン・リー記者は「これだけ強いグリーンモンスター越えの打球を打てる左打者はそんなにいない」とパワーに注目。米スポーツ専門局「CBSスポーツ」のフランク・スタンフル記者も「逆方向へ軽々持っていくパワーでマサタカ・ヨシダがキャリア初ホーマー！」と速報した。

　レッドソックス放送局「NESN」のツイッターでは「マサタカ・ヨシダが初回にレッドソックスのユニホームを着て初のホームランを放ち、パワーを見せつけた」と、記念すべき一発を伝えていた。