WBC日本の先発投手陣は「1336億円の価値」 古参スカウトの評価を米紙紹介「史上最高だ」
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は日本の14年ぶり3度目の優勝で幕を閉じた。中でも、投手陣は全チームトップの防御率2.29を記録するなど存在感を発揮。米記者によると、あるベテランスカウトは「1336億円の価値がある先発投手陣だ」と絶賛しているという。
日本の投手陣は防御率、奪三振数などで大会トップの成績
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は日本の14年ぶり3度目の優勝で幕を閉じた。中でも、投手陣は全チームトップの防御率2.29を記録するなど存在感を発揮。米記者によると、あるベテランスカウトは「1336億円の価値がある先発投手陣だ」と絶賛しているという。
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日本の投手陣は今大会で鮮烈な印象を残したようだ。7試合で自責点はわずか18。大会トップの防御率2.29と各国の強打者の前に立ちはだかった。奪三振もダントツの80を記録。四球は11と試合数が3試合少ないドミニカ共和国の最少9個と2つしか変わらない安定ぶりを見せた。
米紙「USAトゥデイ」の名物記者ボブ・ナイチンゲール氏は「ナイチンゲールのノートブック」と題する記事で米大リーグの開幕最初の週末を回顧。その中で「WBCの日本の先発ローテーションはどれだけ優れていた?」と問いかけ、とあるベテランスカウトのコメントを紹介した。
同スカウトは日本の先発投手陣を「WBCの歴史上で最高だった」と断言。「彼ら(日本)は10億ドル(約1336億円)の価値がある先発投手陣を擁していた」と、3大会ぶり3度目の優勝を飾った日本の強みを絶賛したという。
メジャーで活躍している大谷翔平、ダルビッシュ有だけでなく、佐々木朗希、山本由伸、今永昇太の計5投手が先発マウンドに上がった今大会。世界の強打者をねじ伏せたインパクトは大きかったようだ。
(THE ANSWER編集部)