大谷翔平、“超低弾道ダブル”は「19度」 指揮官も脱帽「あれは、まさに弾丸だ」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地マリナーズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。第5打席でホームランまであとわずかという自己最速182キロのフェンス直撃二塁打を放った。地を這うような“超低弾道ダブル”は角度19度とMLBの公式データ解析システム「スタットキャスト」が紹介。指揮官も「フェンスに穴を開けるかのような一打だった、あれはまさに弾丸だ」と脱帽している。
発射角度19度と紹介、ソーシア監督も驚き「フェンスに穴を開けるかのような一打」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地マリナーズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。第5打席でホームランまであとわずかという自己最速182キロのフェンス直撃二塁打を放った。地を這うような“超低弾道ダブル”は角度19度とMLBの公式データ解析システム「スタットキャスト」が紹介。指揮官も「フェンスに穴を開けるかのような一打だった、あれはまさに弾丸だ」と脱帽している。
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大谷の規格外のパワーはこの日、「打球角度」に表れていた。11-5で迎えた8回2死走者なしの第5打席だった。
カウント1-1から3球目の96マイル(約154キロ)の甘く入ってきた速球を完璧に捉えた。一、二塁手のすぐ頭上を飛んだかのようだライナーは、凄まじい軌道を描いた。少しも失速することなく、ぐんぐん伸び、そのまま右翼フェンスに直撃。それもあとわずかでホームランという打球となった。
「MLB.com」でエンゼルスを担当するマリア・グアルダード記者は「打球速度は113.2マイル、大谷のキャリアで最速の一打」と自身最速の113.2マイル(約182.1キロ)だったとツイートしたが、それ以上にインパクトがあったのは発射角度だ。「スタットキャスト」によると、飛距離372フィート(約113メートル)の打球は、わずか「19度」だったという。
通常、ホームランは30度前後が標準的で、446フィート(約136メートル)飛ばした9号アーチは33度あった。それだけに19度の角度で、かっ飛ばしたあとわずかで本塁打の打球は、大谷のパワーならでは。MLB公式サイトによると、ソーシア監督も「フェンスに穴を開けるかのような一打だった、あれはまさに弾丸だ」と唸ったという。
本塁打ならずとも話題を振りまいている二刀流の怪物。バットから放たれる打球は、目が離せない。
(THE ANSWER編集部)