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160km超え10連発→邪悪なスライダー 米大学生に衝撃「現実離れ」「マジでエグい」

米大リーグも注目する大学生右腕が、目の覚めるような投球で識者を仰天させた。試合開始から10球連続で160キロ超えの剛速球を連発。13球目に切れ味鋭いスライダーで初回を3人斬りした。米投球分析家が「不条理だ」と評して動画を公開すると、米ファンも「現実離れ」「最後の球はマジでえげつない」と驚愕している。

160km超を連投したルイジアナ州立大スキーンズ投手(画像は米投球分析家フリードマン氏のツイッターより)
160km超を連投したルイジアナ州立大スキーンズ投手(画像は米投球分析家フリードマン氏のツイッターより)

ルイジアナ州立大のスキーンズが100マイル超え連発

 米大リーグも注目する大学生右腕が、目の覚めるような投球で識者を仰天させた。試合開始から10球連続で160キロ超えの剛速球を連発。13球目に切れ味鋭いスライダーで初回を3人斬りした。米投球分析家が「不条理だ」と評して動画を公開すると、米ファンも「現実離れ」「最後の球はマジでえげつない」と驚愕している。

 プレーボール直後から100マイル(約160.9キロ)、100マイル、101マイル(約162.5キロ)で観客を沸かせた。NCAA(全米大学体育協会)1部に所属する強豪ルイジアナ州立大の3年生、ポール・スキーンズ投手は30日(日本時間31日)のテネシー大戦に先発。初回は先頭打者を3球三振に斬って取ると、11球目に99マイル(約159.3キロ)を投じるまで全て100マイル超えだった。

 初回最後にスライダーで空振り三振を奪うまで13球中12球が真っ直ぐ。そのうち100マイルを下回ったのはわずか1球だけだった。7回5安打1失点、12三振1四球の快投で5-2の勝利に導いた剛腕。「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家のロブ・フリードマン氏も動画をツイッターに公開した。

 文面では「ポール・スキーンズの初回の不条理な投球。10連続100マイル超えの速球(最速102マイル=約164.2キロ)と邪悪なスライダー」と仰天気味に記して投稿。米ファンからは「現実離れ」「これは確かに不条理だ」「マジでエグい」「最後の球はマジでえげつない」「違法であるべき」と驚愕した様子のコメントが集まった。

 今季7試合目の先発だったスキーンズは、5勝0敗、防御率0.81、44回1/3で83三振と驚異の奪三振率を誇る。ルイジアナ州立大編入前の空軍大時代には10勝3敗、打率.314、13本塁打で二刀流としても活躍。MLB公式サイトの2023年ドラフト有望株ランキングでも4位に位置づけられるなど、すでにメジャーからも熱視線を注がれている。

(THE ANSWER編集部)

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