井上尚弥の実力にロマチェンコ言及「彼はパワーがある」「ボクシングを理解している」
ボクシングの元世界3階級制覇王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が、前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)について米メディアに言及。「彼はパワーがある。トップファイターだ」と実力を称賛した。
米メディアのインタビューで言及
ボクシングの元世界3階級制覇王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が、前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)について米メディアに言及。「彼はパワーがある。トップファイターだ」と実力を称賛した。
米格闘技専門メディア「ファイトハイプ」のYouTubeチャンネルに登場したロマチェンコ。5月20日に米ラスベガスで世界ライト級4団体統一王者デビン・ヘイニー(米国)とのタイトルマッチが予定されている。
ロマチェンコは2020年10月に行われたテオフィモ・ロペス(米国)とのライト級4団体統一戦に敗れて王座陥落している。再戦については「とても興味深いね。でもどの階級でだ? 彼(ロペス)がライト級に合わせることができないのはみんな知っている。またそれが私の階級じゃないこともみんな知っている。私はスーパーライト級には上げられない」と語った。
同メディアのインタビューでは、7月25日にWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に挑戦する井上についても言及した。現在の階級差が大きいにも関わらず、対戦に関して問われ「私は体重の作り方を忘れたよ(笑)。フェザー級にするにも努力しないといけない。でも階級が近いトップファイターと戦うのはいつでも興味深いことだね」と語るにとどめた。
ただ、井上の戦いぶりについては「見たことあるよ。彼はパワーがある。トップファイターでワールドチャンピオンだ。ボクシングを理解しているトップファイターの戦いを見るのはいつでも興味深いことだ」と称賛していた。
(THE ANSWER編集部)